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ストレングスファインダー®の資質「言葉の発し方も人それぞれ 」

言葉を発する、すなわち話すということに関してもその人の資質なりの特徴が出ると思います。

資質なりの言葉の紡ぎ方


まずは単純に話すのが得意か苦手かという観点で言えば、「コミュニケーション」上位の人は無意識に適切な言葉を紡ぎ出せるという意味では“得意”ということができるでしょう。

「コミュニケーション」は、言葉で人を納得させたいとの影響力を発揮する資質なので、自分が伝えたいことを適切に伝えられる言葉を選んだり、わかりやすい例え話を盛り込んだり、物語風に語ってみたりと如何に相手にうまく伝えるかを無意識に考え実行しています。

こうやって無意識レベルで自然とやってしまえるのが才能たる所以ですね。

一方例えば「内省」上位の人は、どちらかと言えば話すのは苦手と捉えている人が多いのではないかと思います。

それは、何かについて語れと言われた時、咄嗟にはなかなか言葉が出てこないからです。

ここが「コミュニケーション」上位の人と対極にある部分ですね。

ではなぜそうなるかと言えば、「内省」の人の思考は本質を掴み、外さないところにあるからです。

つまり、語るべき内容が何なのか、問われている本質は何なのかを掴み、その本質を外さず語りたいのです。

そのためには自分の頭の中で一回きちんと組み立てて、自分自身で納得してからアウトプットしたいのです。

ここに「分析思考」が加わると、筋が通っていることがより大切になってくるので自分自身の納得感がより大事になってきますね。

要は、「内省」の人にとって必要なのは“間”です。

会話の中に“間“が必要なのです。

逆に言えば十分な時間さえ与えられれば十分話せるということでもあります。

咄嗟には話せない自分でいるのか、十分時間が与えられれば本質をついた話しができる自分でいるのか、どちらでいるのかは自分で選べます。

後者を選択できれば、誰かから何かを問われた時「ちょっと考えさせてください」の一言が言えるかもしれませんね。

そしてここは昨日の記事につながりますが、自分が本質を求め過ぎていることを知っていれば必要以上に時間を掛けすぎることもなくなると思います。

周囲の人はそこまできっちりとした答えを求めている訳でもないので。

他にも、「調和性」や「共感性」の人は、相手への配慮から慎重に言葉を選ぶ傾向があります。

そこに「慎重さ」が加わると尚のことそうなりがちです。

ここも、自分のそういう特性に自覚があれば、それ故の強みを活かしつつ自分が思うほど周囲の人はどんな言い方をするかは気にしていない事実を踏まえ対処できると思います。

いずれにしても、自分が言葉を発するときにどこに意識が向いているかに注意を向けてみることが大事ですね。

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