別の資質を使って同じことをやる
自分の上位の資質というのは、無意識に自然にやってしまうことを表しています。 だから「目標志向」を持っている人は、計画を立てて物事を進めることを無意識にあたり前に実行することができます。 逆に言えば、その資質を持たない人が同じ結果を得ようとするのであれば、同じことを“意識して”やれば良いわけです。 とは言え、自分にない資質を持つ人と同じことを無理してやっても成果にはつながりづらいです。 形だけ真似ても、そもそもマインドが違うので長続きはしないからです。 ではどうするかと言えば、やはりここでも自分の上位資質を使う、すなわち自分の得意なやり方で苦手なことに無理なく取り組むしかないのです。 例えば、私の場合は「責任感」を意識することが多いです。 「責任感」は、人と約束したことに対しては必ず守るというスイッチが入ります。 なので、「こういう目標を達成したい」と思った時に、他の人に宣言してしまうのも一つのやり方です。 そしてこれが仕事であれば、尚の事ガチっとスイッチが入ると思います。 普段計画的に物事が進められない人でも、「責任感」が働けば約束した成果を出す、すなわち自分の責任を果たすという意味で動けます。 必要な成果を出すための必要な手段として“意識して“計画的に物事を進めるということができると思います。 私の場合は、もう一つそこに乗っけるとすれば「自我」という資質です。 「自我」という資質は、ひとたび誰かと約束すると「それが達成できなかったら恥ずかしい。」という感覚になるので、それを逆に利用してモチベーションに変えるのです。 そういう意味で「責任感」x「自我」の人は、達成したいことがあったら誰かに宣言してしまうというのはとても効果的だと思います。 他にも、例えば「競争性」が高ければその“目標”を達成すれば一番になれるとかが設定できればスイッチが入ると思います。 あるいは、ここでも誰かに宣言して、かつ目標を達成したら何かおごってもらうとかのゲーム性を持たせるとかも効果的だと思います。 「未来志向」が上位であれば、その目標を達成した先のイメージを徹底的に意識し続けることでモチベーションを維持することができるでしょう。 「学習欲」であればその目標を達成するまでの過程にフォーカスし、そこでどんな新しい知見が手に入りどんな新しい経験があるかを意識することでモチベーションが維持できるでしょう。 上で書いたことは何をもって動機づけとしているかということでもあります。 例えば「共感性」であればそれは“人の役に立ち、人を笑顔にする”ことなのかもしれません。 そして、上で書いたようなことは、実は、これまでもうまくいっている時に自然とそういうことをやっているはずということでもあります。 だから、まずは自分の成功した場面を思い出してみて、そこにどんな自分の思考パターンがあるかを読み解いてみてください。 そして、自分の苦手なことだけれども取り組まざるを得ないことがあったら、それを思い出し意識していくと、うまくいく確率が格段に上がると思います。
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