下位資質=苦手なことに対処する4つのアプローチ
クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)は、人それぞれの特徴を34個に分類された資質の並びで表現します。その並びの全体に意味があります。
上位資質が強みとして開発していくべき分野であるならば、下位資質は自分にとって当たり前にはできない苦手な分野を示します。
私は、この下位資質=苦手な分野への対処方法は以下4つだと思っています。
一つ目はシンプルに諦めるということ。
多くの人にとって隣の芝生は青く見えてしまうものなので、自分の苦手な部分も何とかしたい(克服したい)と思ってしまいます。
下位資質は才能としての強度はとても弱いので、当該資質を努力して上位に持ってこようとするのは非現実的です。
従い、その苦手なことがあることで実際には困っていないのであれば、きっぱり諦めるのが得策です。
二つ目は、自分の苦手なことを他の人に頼るということ。
自分の苦手なことを得意とする人(すなわち自分の下位資質が上位にある人)が周りに必ずいるはずなので、そういう人を頼るということ。
例えば私のように「調和性」が上位にあることもあり「戦略性」や「着想」が低い人は、何か新しいことをやるときにやり方としてのアイディアを幅広く思いつくわけではないと思います。
なので、「戦略性」x「着想」のような方の知恵を拝借する意識で頼っていくのが得策です。
ここは、私自身がそうなのですが、頼る=人に何かを頼むこと自体が苦手な人もいるので、そこに対しても一工夫必要にはなりますが…。
その点は、次に述べるところともつながります。
三つ目は、自分の上位資質で補うということ。
これができると一番良いですね。
自分が無意識にできることで対処するわけなので、成功確率は必然的に高くなるからです。
私の場合で言えば「責任感」はかなり潰しがきく資質だと思っています。
人と約束したり、人に宣言したりすると、それがどんなに苦手なことでもそれなりに出来てしまいます。
部屋の片づけなんてまさにそうですね。
「規律性」は下位にあり、身の回りを秩序立てておくのがとても苦手なのですが、他の人に「やります」と宣言をし、かつお互い約束したことの報告会をする約束もしているので確実に進んでいます。
そして四つ目が“そこそこ頑張る”です。
冒頭で書いたように、苦手なことを“克服”しようとするのは得策ではありません。
しかしながら、生きている中では苦手なことであっても避けられないことも多々あると思います。
そういうときはある程度苦手ながら苦手なりに頑張ることも必要です。
その際に必要な心持ちは、苦手なのだからそれを得意とする人並みにうまくいくことはないということを認め、許しておくということ。
「苦手なことに取り組んでいるのだからうまくいかなくて当たり前」くらいに考えておくのが肝心。
上記の4つのポイントを意識することで、自分の苦手なことへの対処も比較的うまくいくのではないかと思います。
「人間関係改善と自己実現のための講座」においては、上述した苦手なことへの対処についてもそれぞれの方の資質の並びやニーズに応じて的確にアドバイスします。
また、本文では書きませんでしたが、上位資質の強みの裏返しとしての妨げになる部分への対処も合わせて扱っていきます。
自分の強みを開発していくと同時に弱みや苦手なことへの対処についても体得できる講座です。
詳細は、以下より。
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