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ニーズを満たすコミュニティの力

ニーズを満たすコミュニティの力


前回の続きです。

前回は、誰しも持っている「ニーズ」にまず気づくことが大切だということを書きました。

「ニーズ」に気づいたら、今度はそれを満たすように自ら働きかけることが大事です。

「ニーズ」ってある意味受け入れ難いものでもあります。

だからと言ってなくせるものでもないので、ちゃんと満たしてあげる方向に向かう方が健全だと思います。

では、どう満たしていくか?

単純に言えば周囲の人に必要なリクエストをするということです。

自分の「ニーズ」が満たされるような他者にして欲しい言動をリクエストすることです。

その中には、自分の“こう見られたい”をちゃんと言葉にして伝えてもらうことも入るでしょう。

私の場合で言えば、人の役に立つ存在として認められたいという欲求も強いので、人から感謝されるというのはとても大きな安心感につながります。

とは言え「もっと感謝して!」と言うのは、なかなか言いづらいですよね?(笑)

そこで、私が大事だと思うのは「コミュニティ」です。

自分がどんなコミュニティに属しているか、というかどんなコミュニティに属することを自分で選んでいるかが大事だと思います。

端的に言えば、自分の「ニーズ」が自然と満たされるようなコミュニティにいること。

私の場合で言えば、コーチング、クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)つながりのコミュニティはまさにそんな場です。

お互いの良さを素直に認め合う。

そんな場だからです。

人は、様々な人間関係の中で生きています。

その意味での人としての根源的な欲求は、何らかの形で自分という存在を、そしてその価値を、集団の中で認めさせるということだと思います。

「ニーズ」というのは、ある種の「貢献欲」だと言えるのかもしれません。

そんなふうに捉えると、もっとポジティブに「ニーズ」の存在を受け取れるのではないかとも思います。

「貢献したい」という欲求に基づいた言動を、素直に「いいね!」「素晴らしいね!」と認めてくれる仲間が周囲にいること。

それが大きな安心感をもたらすのだと思います。

振り返ると、前職の会社員時代は会社というコミュニティは必ずしも自分の「ニーズ」を健全に満たしてくれるものではありませんでした。

自分自身も他者の「ニーズ」を満たしてあげられる存在ではなかったので文句は言えませんが…(^_^;)

私の場合はそれでも社外にコーチングのコミュニティを持っていたことで、日常の多くの時間では満たされない「ニーズ」を満たせていたのだと思います。

組織に属している方でその組織そのものが「ニーズ」を満たしてくれる場であるとしたらとっても幸せだと思います。

もしそうでないとしたら、別の場所で健全に「ニーズ」を満たせるコミュニティを探すことをおススメします。

次回にもう少し続くかも?!

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