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クリフトンストレングス®で相手を知り、理解することが穏やかな人間関係への道

相手を知り、理解することが穏やかな人間関係への道


先日アシスタントとして参加したコーチングの学びの場で、参加者の方がこんなニュアンスのことをおっしゃっていました。

「“こんなもの”を学んでしまったがゆえにいろいろと頑張らないといけないことが出てきた。いっそのこと学ばなければよかった(笑)」

わかる気がします…(笑)。

コーチングにしろストレングスにしろ、それを知ってしまうことでいろいろと感じることが増えるし、自らの行動を相応しいものとして選択していかなくてはならなくなります。

何も知らない前提だと、何も考えずただ自分の反応のまま言動を取っている状態なので、ある意味楽と言えば楽です。

一方で、そういう昔の自分に戻りたいかと言えば決してそうは思いません。

面倒なことはたくさん増えたにしろ、やっぱり今の方がなんだかんだ幸せです。

一番の要因は、自分とは異なる価値観を持つ人の言動に逐一反応することもなく、その結果大幅にイライラが減ったこと。

むしろ、自分の側をできる範囲で相手に合わせることで、それまですれ違いがちだった相手とのコミュニケーションが円滑となり、大幅にストレスが減りました

コーチングにおける大事な考え方の一つ「個別対応」をクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)が深めてくれた感じです。

それが既存の人間関係の中で役に立っているのはもちろん、初めて会うような赤の他人に対する接し方にも役立っています。

他者の振る舞いを観て、持っていそうな上位資質の仮説を立てることでおおよそのその人の特徴を掴むことができ、それを踏まえた関わり方ができるということです。

もちろん短い時間のやり取りの中のごく少ない情報で深いところまで理解するのは不可能ですし、得られた情報だけで決めつけてしまうのは危険です。

それでも、まったく何もわからないまま対応するよりははるかにマシです。

自分と相手の思考、感情、行動のパターンは全く違うということが実感できていないと、ついつい自分の価値観を相手にも投影してしまうので、自分と異なる相手の言動を否定してしまうことにもつながりかねません

というか、以前の私はまんまこれでした…(^_^;)

今は、クリフトンストレングス®を通して日々いろんな方の素晴らしいところを言語化することを仕事としているので、人それぞれの違いこそ素晴らしいと素直に思えています。

だからといって他者と関わる上で一切のすれ違いや衝突が無くなるわけではもちろんありません。

自分にとって心地よくない相手の言動に、感情が振れることももちろんあります。

それでも、それがどういうメカニズムで起こっているのかを知っていれば、それなりにうまく対処することはできます。

その意味で、人それぞれの多様性を知るというのがとても、とても大切なのだと思います。

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