ブログ

クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)での相互理解が最高のチームを作る

相互理解が最高のチームを作る


先日は、愛知県の企業でのクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)研修でした。

大きな企業の技術系のチームの9名が対象でした。

チーム内における相互理解にクリフトンストレングス®を活用するのはとても効果的だと思います。

それは、クリフトンストレングス®は自分とは異なる相手が何を欲しているか、どう関わって欲しいかが明確に言語化されているから。

例えば、仕事の依頼の仕方、され方についても人により顕著に差が出ます。

依頼の仕方で言えば、自分の普段の思考が当たり前に投影されてしまうので、私を例に取ると例えばこんなことが起こります。

私の場合は、「調和性」と「適応性」が上位にあるので、自分が頼まれごとをされた場合、基本言われたことを“とりあえず”やってしまうところがあります。

「調和性」は真に受けやすいという特性があるので、頼まれたことはそのまま“必要なことである”と認識してしまいます。

そして「適応性」は、どんなことでも柔軟に受け入れやすいという特性があり、結果的にあまり考えずに頼まれたことをやるという特性になりやすいのです。

こういう自分が逆に人に何かお願いごとをする際何が起こりやすいかというと、やって欲しいことを“とりあえず”お願いするということです。

そういう自分の特徴が、相手によっては(相手の特性によっては)必ずしも心地よい、快適な関わり方とはならない可能性が大いにあります。

例えば「調和性」と割と順位が離れやすい「戦略性」上位の人であれば、まずは出すべき成果のゴールや落としどころが明確になっていて、全体像(どんなリソースが使えるのか、どんな制約事項があるのか等)を把握できないと頼まれごとにどう対応するかの思考が回らない感じがあると思います。

こんな風に相手の思考の特性がわかっていれば、それに合わせて相手が欲する情報を適切に与える等の関わりがやりやすくなります

例えば「原点思考」上位の人であればその仕事が必要となった経緯や背景を共に伝えると、その経緯に沿って自分が何を為すべきかが見えてくる感じがあると思います。

「責任感」上位の人であれば何を、どこまで、いつまでにの自分の果たすべき役割、責任範囲そして納期が明確になっていないと引き受けにくい感じがあると思います。

仕事の進め方にしても、「アレンジ」上位の人であれば複数のタスクを同時並行に進める方がやりやすいと思いますし、「目標志向」上位の人であれば一つひとつに集中して取り組む方がやりやすいと思います。

そんな風に一人ひとりどんな情報があると快適なのか、どんな仕事の進め方をすると快適なのかがまったく違うのです。

なので、自分の特性を周囲の人に理解してもらう、そして自分自身も他者の特性の理解に努める

そうすることでお互いがより快適に、かつより効率的に、生産性高く成果を出すことにつながりチームとしての高い成果にもつながります。

とは言え一人ひとりの思考パターンが異なる以上、相手に配慮した関わりをパーフェクトに実行するのは不可能です。

そこで大事なのは、お互いが率直にモノが言える信頼関係が構築されていること。

自分の欲しい情報や環境が与えられていないとき、アサーティブにその要求を伝え合える関係性がチーム内にあることが大事なのです。

ここは、鶏が先か卵が先かの議論にもなりますが、クリフトンストレングス®による相互理解がお互いの関係性を深めることにつながるというのもあるでしょうし、お互いの信頼関係が出来ている土壌があるチームにクリフトンストレングス®を導入すると効果が高いということでもあると思います。

いずれにしてもダイバーシティ&インクルージョンが重要視される今の時代においてクリフトンストレングス®による相互理解は必須とも言えるのかもしれませんね。

第7期プロファイリング講座

※詳細は、上記画像をクリックしてください。
ストレングスファインダー®徹底活用ガイド

簡単なアンケート(選択式)にお答えいただき、メールアドレスをご登録いただくと上のストレングスファインダー®徹底活用ガイドをプレゼントいたします。お申し込みは、上の画像をクリックしてください。

無料メルマガ「才能を活かして自分らしく楽に生きる方法」

思考を緩め、人間関係を改善し、自分らしく楽に生きる方法を、ほぼ毎日お届けしています。

メルマガ読者限定の特典も提供しています!