対人関係の悩みの解消は自己理解から
先日は、久しぶりに対面でのクリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)ワークショップを開催しました。私自身は、文章でのプロファイリング(資質の組み合わせから来る傾向の読み解き)も大切にしています。
それは、何度でも読み返せるメリットがあるから。
自分トリセツにように使ってもらえれば…との意図もあります。
そして、双方向のやり取りができないからこそ、文章化に取り組むことでプロファイリングのトレーニングにもつながるから。
それでも、単純に相手の方が自己理解を深めるには口頭で双方向のやり取りをしながらやるのに勝る方法はありません。
こちらから資質の組み合わせから読み取れる仮説を投げ、相手の方に今の自分と照らしてどう感じるかをフィードバックしてもらう。
それを受けてさらにどんな資質がそう感じさせているのかを分析して返す。
そんなやり取りを通して相手の方に自己理解を深めていただいています。
自己理解の本質は、自分にどんな特徴があるかを知ることだけでなく、その特徴が自分のどんな無意識の欲求から表出するのかのメカニズムを含めて知ることだと思っています。
それぞれの人の特徴や、それが表出するメカニズムは皆それぞれに違います。
その“違い”という概念は、自分以外の他人がいて初めて成り立つ概念です。
自己理解の本質は、自分が他の人とはどう違うのかを理解していくことでもあります。
それは、自分が他の人とは違う何を大切にしながら生きているのかを知ることでもあります。
ここを探求していくことで様々なことが起こります。
一つには、自分が大切にしていることが自分の振舞いとして表出したものが自分の強みでもあるので、その根っこも含めて自分の強みを認識でき、自己肯定感が上がるということ。
二つ目は、自分が大切にしていることをそれまで以上に意識することとなり、自分にとって生きやすい方向性が明確になるということ。
三つめは、それぞれの人の特徴の違いがその人なりに大切にしているものの違いという認識になるので、他者の自分との違いに対しネガティブに捉えるのではなく、他者尊重の気持ちが強くなるということ。
もちろん、他者との関わりにおいて自分の大切にしているものと他者のそれとが違うがゆえに衝突やすれ違いも起こるので、そこへの対処は必要とはなります。
それでも、それとてスタート地点が自己肯定、他者尊重であれば容易に対処できるはずです。
人の悩みのすべては対人関係の悩みであるとよく言われますが、その悩みが深くなるのは多くの方が自己否定が強く、その裏返しでの他者否定も強くなっているからだと思っています。
その意味で、対人関係の悩みを少しでも解消していくためには、何はともあれ自己理解を深めていくことなのです。
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