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ネガティブな反応は、自分が大切にしているものに気づくチャンス

自分が大切にしているものに気づく


前回の続きです。

他者の何らかの言動に対してネガティブな感情が湧いたとき、起こった事実(客観的に見たままの相手の言動)とそれに対して自分が感じたこと、感情を切り分けて伝えることが大事だと書きました。

そして、それだけではやや不十分かな?とも。

何が足りないかと言うと、自分がなぜそんな風に感じたかという理由が説明されていないこと。

前回書いたようなすれ違いは、自分と相手とでは思考、感情、行動のパターンが異なるからこそ起こること。

であれば、その思考、感情、行動のパターンがどのように違うのかを説明してあげないと、なぜ自分の言動が相手にとって心地良くないのかが理解できないと思います。

なので大事なのは、自分がそう感じてしまう理由、すなわち自分が何を大切にしているからそうなるのかを言語化してあげること

例えば、前回の例で言えばこんな感じ。

「私は、会議においては最後にきちんと皆が合意できる結論が出ていることを大切にしています。

なので、〇〇さんが会議の終盤で新たなアイディアを提案されると、そのまま発散してしまい皆が合意できる結論に行きつかないのではないかと感じて不安になります」

ちょっと長ったらしいけど、これだと少なくともなぜそう感じさせたのかを相手も“理解は”できますよね?

同意はできずとも理解はできる。

それが大事なのです。

そして、こうやって事実と気持ちを分離し、自分がなぜそう感じてしまうのかを自分自身が大切にしているものと照らして言語化することは、相手にそれを伝えないにしても大切なことです。

なぜならば、こんなふうに何かに対してネガティブな感情が湧いたときは、自分が何を大切にしながら生きているのかに自ら気づくチャンスだから。

誰かの言動を快く思わないのは、その人の言動が自分が大切にしているものを蔑ろにしているように感じているから。

だからこうして自分がなぜこんなにもネガティブに反応してしまうのかを探っていくことで、自分が普段無意識に大切にしていることがより明確にできるのです。

そんなふうに自分を客観視していくことで、こんなふうに考えることもできるようになります。

「自分はこれを大切にしているけど、他の人はまた別のものを大切にしているんだよなぁ」

そう考えていくと、自分とは異なる相手の思考もより尊重できるようになっていきます。

実はこの部分こそが大事なことなのだと思っています。

会議の例で言えば、こんなふうに考えることもできるかもしれません。

「そうか、いろんなアイディアがあるのであればいったん全部出してしまってそれぞれに検討した方がより良い結論が導き出されるかもしれないなぁ」

とは言え、こんなふうに考えるべきだということでもありません。

大事なのは、そういう“選択肢”が増える可能性があるということです。

実際に、状況によってはいろいろと検討している余裕がないことだってあるでしょう。

そうであれば、それを伝えるという選択をすれば良いということ。

アサーティブは、自己責任で伝えるか伝えないかを選択するというのも大切な考え方です。

そして、選択するためには自分が何を感じ、それがどこからやってくるのかを理解していないとできません

すなわち自己の客観視です。

自分自身を客観的、俯瞰的にとらえることができるようになると、状況に合わせて自分の言動を適切にマネジメントしやすくなります

そういう意味で誰かの言動に対してネガティブな感情が湧いたときこそ、自己の客観視をトレーニングするチャンスだとも言えるかもしれないですね。

前回の記事に感想をいただきました。

知識さんのアサーティブの講座を受けてから、日々事実と感情を分けた伝え方をするように奮闘しております。

だがしかし、余裕がない時など感情的になっていると難しい。

こないだは、ガンガン指摘してくる後輩に対し「もう、うるさいっ!」と言ってしまいました。笑

ただ、昔よりも「〇〇と感じる」というアイメッセージで伝えることにはだんだん慣れてきたかな。

これからも日々精進です。

いつもありがとうございます。


ありがとうございます。

実際問題、常にアサーティブでいることは難しいし、それを目指すのはアサーティブではないのです。

アサーティブには“アサーティブ権”という概念があり、その中の一つとして「私は時にアサーティブではない言動を取る権利がある」というのもあります。

この権利という考え方は、とても、とても大事なものだと感じています。

なぜならば、「常にアサーティブでなければならない」との自分への縛りは、そのまま他者をその考え方で縛りつけてしまうことになりかねません。

自分に対して「時々感情的になっちゃうこともあるよねぇ。人間だもの…」と許してあげることで、他者にも同じように相手が時に感情的になることも許せるということ。

なのでこれからもゆる~く精進(?)していってください(笑)。

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