成りたい自分を先取りする
前回の記事の続きです。 望ましい自分を手に入れるためのもう一つの方法(ポイント)です。 まずは前回の記事に対してのご相談者からのメッセージを紹介します。 一部ややプライベートに関わる部分は削除しています。知識先生こんにちは。 先日メルマガ(「自己尊重から始めよう」)に対し質問させていただいた者です。 取り上げていただけたうえ、こんなにも丁寧に早くご回答いただけて感激しております。 誠にありがとうございました。 後記にてお気遣いいただいておりましたが、ばっちり伝わってます! ばっちり役に立ってます! (文頭から文末まで全て当てはまりすぎでした)先生のアドバイスを基に自身を見つめ直してみたところ、たしかに私は「頑張る」ことに対し価値を置いていると思いました。 人間だれしも得意/不得意がありますが、苦手なことでも食わず嫌いはせずに「歩み寄る努力をしようよ」が私の「頑張る」の定義に近いかなと思います。 強い言い方をすると「できないなりにできることしようよ!」という感情が自分にも他人にも働いているのかなと… >上で書いたことを >実行する上でのカギは >“きちんとやろうとしない” >ことです。 いただいた回答を読み、私はこの「きちんとしない=程よく手を抜く」ことが下手(苦手)なんだなと気づきました。 ただ、いきなり「頑張らない」は先のイメージがつかないので、いただいた言葉を少し替えさせていただき、まずは「無理をしない自分」を目指そうと思います。 自分の「できない」という気持ちを、もっと大事にしようと思います。 この度はご助言いただき、ありがとうございました。 二つ目の方向性(ポイント)の更新も心待ちにしていますね(^^ありがとうございます。 そうですね、そうやって自分にとりしっくりくる言葉を探すとよいと思います。 さて、私の考える二つ目の方向性(ポイント)ですが、それは成りたい自分を先取りして行動に結びつけるということです。 行動とあり方、すなわちDoingとBeingは、鶏が先か卵が先か…の関係だと思っています。 すなわち、どちら側からアプローチしても最終的には同じところに行きつくと思っています。 前回書いたことも行動を変えることであり方を変えるということでもありますが、どちらかというと求められる行動というのはマイルドです。 スモールステップから始めるというコンセプトなのでゆっくりと時間をかけて…というニュアンスです。 今回おススメするのは、少し大胆に行動に移してみるということです。 成りたい自分を先取りするとの意味は、既に自分が成りたい自分になっている体でその成りたい自分が取るであろう行動を実際にやってみるということです。 例えばどんな些細なことでも前向きに褒められる人に成りたいとすると、そういう人が普段どういう振る舞いをするかを想像して、それをやってみるということ。 あるいはモデルとなるような人の言動を観察してそれをまねてみるということ。 具体的には、子どもに対してただ朝起きてきただけで「今日もちゃんと起きれたね!」と軽やかに笑顔で言ってみるとかです。 この際大事なのは気持ちは伴わなくとも構わないということです。 気持ちはそのうちあとからついてくるという前提なのですから。 自分の場合で言うと、以前の私は、例えばどこかに出張する際その土地にいる人を食事に誘うとか絶対に無理な人でした。 自分に対する無価値観が強かったからです。 なのでSNS等でその種の発信をする人を見てとても羨ましく思っていました。 「俺が誘ったところでどうせ誰も手を挙げてくれないしなぁ」と思っていました。 でもコーチングを学びいろんなことにチャレンジするようになり“人を誘う”ということにもチャレンジするようになりました。 そこで大事なのは、自分が声を掛ければ「行きたい!」と言ってくれる人はたくさんいるという“体で”発信をするということです。 「どうせ誰もいない」という体で発信するのか「自分が誘えばたくさん来てくれる」という体で発信するのとでは、自ずと書き方も変わるし伝わり方も変わります。 言い方を変えると、人は自分が思うように現実を引き寄せます。 無価値で魅力のない人間だと自分が思っていて、それに沿って行動するとその現実を引き寄せます。 なぜならばそうでないと自分が困るから…。 無価値な自分だからこそ努力し続けないとダメなんだと思い込んでいるわけなので、魅力的で価値のある人になってしまうと頑張る必要がなくなり、自分の存在価値を発揮する場面が奪われる恐怖があるからです。 なんだか矛盾してますよね? でも実際こういうことが起こっているのだと思っています。 いずれにしても、気持ちは伴わなくとも成りたい自分に既になったふりをして振る舞うことが大事です。 私の場合で言えば、今では人を誘うということにはだいぶ抵抗感が薄れてきました。 ま、未だに来てくれた人に対しては「無理してるんじゃないか」と疑心暗鬼だったり、「こんな自分のために…」と申し訳ない気持ちになったり、たまたま皆さんの都合が悪く集まらなかったりすると「やっぱりなぁ…」と落ち込んだりと、まだまだ気持ちの方はついていきませんが、それでも極度の“無価値観”はだいぶ薄れてきたと感じています。 で、結局のところ前回書いたこととやること自体は変わらないのかもしれません。 ただ違うとすれば、前回書いたことが自分のブレーキを解除する方向であるのに対し、今回書いたことはより前向きにアクセルを踏み込んでみる方向であるということ。 人により順番とかタイミングとかあるでしょうが、いずれにしても行動を変え、あり方を変え、あり方が変わればさらに行動が促進され…というサイクルをぐるぐると回し続けることだと思います。 それは、おそらく終わりのない旅なのかもしれませんが…。
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