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知ることが、受け入れ尊重するための第一歩

知ることが、受け入れ尊重するための第一歩


先日は、資質勉強会にて「運命思考」を扱いました。

複数の「運命思考」を上位に持つ人に対し、インタビュー形式で理解を深めていく勉強会。

ストレングスファインダー®のいいところは、一つひとつの資質についてそれを上位に持つ人の振る舞いが明確にわかりやすく記述されていること。

だからこそ、自己理解、他者理解が容易になる。

しかしながら、同じ「運命思考」が上位であっても、人が違えば当然ながらその振る舞いは微妙に違ってきます。

大きな要因の一つは、他に上位に持っている資質が異なるから。

上位資質同士の相互作用により、振る舞いの傾向も微妙に変わります。

これを資質の組み合わせによるダイナミクスと呼びます。

私にとって資質の一つひとつを理解していくことが何を意味するかと言えば、それを上位に持っている人であれば他の資質がどうであろうと変わらず根っこにあるものを探し当てるということ。

「運命思考」で言えば“つながっている”との感覚がそれにあたります。

そのつながりが深いのか、浅いのか、広いのか、狭いのか、未来なのか、過去なのか、強いのか、弱いのか、空間なのか、時間なのか等とその強弱は、人それぞれだと思います。

それでも、人も、物も、事もすべてが有機的につながっているとの感覚は共通のものとしてあるはずです。

そこから、目の前で起こることの一つひとつには何かしらそうなる意味があるのだとの感覚にもつながります。

すべては、そうなるべくしてそうなっているとの感覚です。

すべての物事がつながりを保ちながら起きているのだとすれば、単なる偶然というのは起こるべくもありません。

偶発的な出来事は、偶発的に見えることに何かしら意味があると捉えているのかもしれません。

あ、「運命思考」を説明したかった訳ではありません(笑)。

言いたいのは、その資質が持つコアな部分が何かを探求していくと、その資質が反映された思考、感情、行動のパターンのことも理解しやすいということです。

とは言え一般の方がそこまで追い求める必要はないと思いますが、相手の思考をより深く理解しようとする姿勢が大事だと思います。

人は、知らないこと、理解できないことにはポジティブな印象を持つことができません。

相手のことをより深く理解するということが、相手を受け入れ尊重するということにつながっていきます

自分にとっての下位資質を上位に持つ人は、自分にとっては理解しがたい人になっていることが多いと思います。

だからこそ、お勧めしたいのは、自分の上位にはない資質についての学びを深めることです。

学べば学ぶほどある意味人のことが好きになれると思います。

そこまではいかなくとも、苦手な人や苦手な振る舞いが減ってくるのではないかと。

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