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ストレングスファインダー®で違いを理解し、受け入れ、心の平穏を手に入れる

違いを理解し、受け入れ、心の平穏を手に入れる


先日、久しぶりにアサーティブの講座を開催しました。

午前中はストレングスファインダー®で人の多様性を実感していただき、午後にはそれを前提としてのアサーティブな伝え方をお伝えしました。

アサーティブは、自分の気持ちと誠実に向き合い、自分と相手との価値観の違いを踏まえて極力相手に伝わるように伝えるコミュニケーションのあり方。

そう、自分と相手の感覚は必ず違うというのが出発点なのです。

違うからこそ、自分が相手の言動の何に対してどう反応したのか、そしてそれは自分がどんな価値観を持っているからそうなったのかを説明する必要があります。

こうやって言葉で説明するのは簡単だけれど、それを実践するのはとても、とても難しいことです。

なぜならば、自分の本当の感情にすら気づかない人が多いから。

と言うか、普段そういうことに意識を向けている人はほどんどいないのだと思います。

自分の価値観に照らし間違っていると思うと、イライラや怒りといった、ただただネガティブな感情に振り回されてしまうことが多いと思います。

でも実際には、そのイライラの奥には別の感情(いわゆる一次感情)が必ず潜んでいるのです。

自分の言うことを聞いてくれない寂しさだったり、悲しさだったり、虚しさだったり。

そこまで掘り下げてようやく自分にとって何がイヤだったのかが見えてくるし、それを踏まえての相手に対して要求したいことも明確になります。

そして、自己責任で伝える、伝えないを選択することもできるようになります。

私ができるお手伝いは、ストレングスファインダー®の資質からみて、その方の何がそう反応させているのかの仮説を立て、問いを投げることです。

自分の本当の感情に行き着かずに相手に伝えているうちは、どんなに形だけ整えて伝えてもきっと上滑りします。

それが相手にも伝わります。

とは言え、こういうことを日常の中で一人でやっていくのはなかなか難しいです。

だからこそ、講座のような場で、理屈抜きで体感してみることが必要なのです。

この種の講座に必要なのは、何を言っても否定されることのない、安心、安全な場であることです。

私自身、最初にアサーティブを学んでから15年が経ちました。

その間、コーチングストレングスファインダー®と学び、人の多様性を本当の意味で受け入れることができるようになったし、人それぞれに違うことが素晴らしいことであるとさえ思えるようになりました

だからこそ、自分がやる講座では安心、安全な場が作れているのだと自負しています。

未だにいろんなところでいろんなことに反応するし、イラつく毎日を送ってはいますが(笑)、以前のイラつきまくり、噛み付きまくっていた頃と比べると大分平穏な心を手に入れられたと思っています。

違いを理解し、受け入れることが、本当に大切なことなのだと実感しています。

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