伝えるということは、小さな冒険をするということ
「伝えるということ」最終回です。
本シリーズの内容は、約4年前に書いたものを繰返し転載しているものです。
4年経った今でも思いは変わりません。
ずっと前に、ある講座に参加したときのことです。
内容からして、女性の参加者が多いだろうなぁとは思っていましたが、案の定20名近い参加者の中でおじさんは私一人でした。(^_^;)
覚悟はしていたものの、「帰ろうか…」と一瞬、いや何回も思いました。(笑)
その講座は、いろんな方法で心の不安を解消しようというものでした。
最後には、周りの方とハグするという私にとっては超ハードルの高い課題(?)が与えられました。
そして、私はその最大の試練(?)を見事にクリアしました!(笑)
どうでもいい人には、まったくどうでもいいことだと思うのですが、私自身にとっては「ようやくここまで来たかぁ。」と感慨深いものがありました。
ものすごーく自己肯定感の低かった頃の私であれば、「こんな自分とハグするのは嫌がられるに違いない」と思い込んでいました。(もちろん、嫌がる人もいるでしょうけどね…(笑))
そういう不要な思い込みを、少しずつ小さな冒険を繰り返すことで緩めてきたのだと思っています。
まだまだ緩める余地はたくさんあるので、この先が楽しみでもあります。
人って、いつからでも「変わろう」と思った瞬間から変われるものだと思います。
そして、その「変わろう」は、違う自分になろうとすることではなく、そのままの自分を認められる自分になることを指すのだと思います。
そのための冒険、してみませんか?
文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄