伝えるということは、心を開くということ
「伝えるということ」その7です。
読み返してみて思いました。
心を開くってどういうことだろう?
逆に言えば心を閉ざしている、開けないってどうしてだろう?
そこにあるのは、ひょっとしたら”怖さ”なのかもしれません。
心を開くというのは、自分の弱みすら相手に見せてしまうということです。
弱みを持っていない人なんか一人もいないのだけれど、何かをできない自分を見せてしまうと価値の無い人間だと思われはしないかと恐れを抱いてしまいます。
でも、人は不思議と自分に弱みすら素直に見せてくれる人に、出来ないことは出来ないと素直に口にできる人に、好感を覚え、信頼を寄せます。
そして、そんな相手には自分も心を開いてみせてくれます。
私自身も、少しずつ、少しずつ心を開く練習をしています。
文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄