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相手にとっての快適さを考える

昨日は、私が主催しているストレングスコーチのトレーニングの一環としての相互コーチングのトレーニングでした。

ストレングスコーチングと一般のコーチングの違いは、クライアントの資質をコーチが把握していることにあります。

相手にとっての快適さを考える


これにより、クライアントの特性を理解しながら、より効果的なコーチングを提供することが可能となります。

具体的に私の場合は、クライアントの資質を見てコーチングの戦略そのものの大まかな方向性を決めます。

例えば、「目標志向」や「戦略性」の人であれば、最初のゴール設定をきちんとやった方が良さそうだなぁとか。

逆に私のような「適応性」の人であれば、しゃべってるうちに変わっていくかも…というのを折り込みながら話しを聴くとか。

「コミュニケーション」上位の人もしゃべりながら整理していく感覚なので、最初のゴール設定にあまり固執しない方がいいよなぁとか。

コーチングを進めていく過程では、人間関係構築力上位の人であれば話しの中で必ず“人”が登場してくるはずなので、そこを聴き取ろうとアンテナを張っていたり。

「収集心」「学習欲」の人であれば、こちらからの情報提供も入れた方が喜ばれるなぁとか。

「着想」の人であれば、最初は敢えて方向づけしない方がいいかなぁとか。

「分析思考」の人であれば、論理的に納得すれば動いてくれるよなぁとか。

「指令性」の人であれば、率直なフィードバックが機能しそうだなぁとか。

「規律性」の人であれば、手順を決めてルーティーン化するとやりやすいよなぁとか。

コーチングが始まる時点で戦略を立て、コーチング中はその人の資質なりの機能しそうな質問を投げ、どういうアプローチだと行動に結びつき易いのかを考えて…という感じでやってます。

もちろんそれらは資質から見た仮説であり、決めつけであってはいけません。

で、ここまでのことを、皆さんが日常で共に過ごす方たちに向けて考え実行するのは当然難しいとは思います。

しかしながら、日常において相手とうまくやっていきたいのであれば、相手にとって快適な関わり方は何なのかを資質から見て考えていくのは大事だと思います。

だからこそ、自分にない資質のことも理解しておく意味があるんですよね。

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