今ココにいる自分に価値がある
質問です。ありがとうございます。
私の劣等感について。
子どもの頃、私はいわゆる中流家庭で経済的には不自由なく親のスネをかじって育ててもらいました。
妻は経済的に厳しい家庭で育ち、親に極力迷惑をかけまいと高校も夜間の勤労学生でした。
私は妻は立派だと思っています。
しかし、妻が子育てでこの話を子どもにすると腹が立ちます。
劣等感が出てきます。
過去は変えられませんが、なんとか自分を納得させてこの件を解決したいのですが知識さんのご意見をお聞かせいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
資質も書いていただいていたのですが、資質で解説するのはなんか違うかなぁと思うので資質はなしでいきます。
あっ、資質は関係ないと言いたい訳ではなく、それよりもっと根っこの部分だと感じるということです。
例によってここから先は、憶測入りまくりの個人的見解に過ぎませんのであしからず。
端的に言うと、パートナーの生い立ちが羨ましいのだと思います。
苦しい状況を乗り越えたその経験が、そのストーリーが、羨ましいのだと思います。
少なくとも私自身は、同じような状況だとそう感じると思います。
私の場合は、親父が大工で収入も安定していなかったし、決して裕福ではありませんでした。
しかしながら、そこまでどん底に貧乏でもなかった。
ある意味中途半端な感じ?(笑)
普通の(?)サラリーマン家庭のように欲しいものを買ってもらえるわけではない。
でも、食うに困っているほどではない。
だからと言うわけではないけれど、何かしら昔の苦労を乗り越えて今があるというストーリーを持っている人を羨ましく感じます。
何だか、“箔がついている”ように感じます(笑)。
で、これがどこからやってくるかと言えば、いつも同じようなことを書いていますが、自分の価値をどう自分で置いているかということ。
頑張って何かを乗り越えた自分でないと価値がないとの思い込みがあると、当然そういうものを持っている人のことを羨ましく思い、嫉妬心が湧いてきます。
そうでない人は、きっとただただ相手のことを
「頑張ってきたんだね!」
と労い、賞賛し、そして子どもに対しても
「お母さんも困難を乗り越えて頑張ってきたんだから、お前たちも大丈夫だ!」
的に素直に言えるでしょう。
(上の子どもへのアドバイスが適切かどうかは別として)
で、ここへの対処ですが、まずは自分のそんな気持ちを否定せずに受け止めるということですね。
羨ましく、妬ましく思ってしまう自分を否定しない。
本当は、パートナーにこんなことを言えるといいんでしょうけどね。
「あなたにはそんな苦労話があっていいなぁ。羨ましいよ」
皮肉としてではなく、素直な気持ちとして吐き出せるといいですね。
そしてもし、相手の話しが自慢話のように聞こえてしまい、どうしてもイヤならばそう伝えても良いと思います。
もちろん、それに対し相手がどう受け取るかは相手に委ねる前提です。
で、そうやって今の素直な気持ち、感情を否定せずに受け止めた上で今の自分の価値を客観的に見ていくことだと思います。
生きているのは今この瞬間の自分だし、その今の自分の価値を決めているのも自分です。
何かを乗り越えてきた自分に価値があるのではなく、今ここにいる自分に、ただそこにいるだけで価値があるということです。
きっと今は、出来ない自分に目を向けすぎているのではないかと思います。
最終的にはできない自分も含めてまるっと受け入れるのが理想なのですが、できない自分ばかりに目を向けてしまっていてはそんなことできっこありません。
まずは、今の自分は何ができて、どんないいところがあって、どんな強みがあるのかを意識的に見ていくことを続けてみてはいかがでしょうか?
私のお勧めは、自分の信頼できる人から自分の良いところを50個くらい書いてもらうということです。
大昔に私もやりましたが、心の温度が爆上がりします!(笑)
繰り返しますが、価値を置くべきは過去何をやってきたのかではありません。
今ここに、こうしている自分に価値があることに気づきましょう!
そのために、恐らく自分で感じているであろう自分に対するマイナスの評価を、プラス面を意識的に見ることでバランスをとっていきましょうということです。
大いなる自戒を込めて…。
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