意識的に無意識を活かす
34資質の順位を眺めていると、どうしても下位にある資質が気になるのは仕方ないことだと思います。 その種のご質問に対し、お伝えするのは以下の4つの対処方法です。 ①あきらめる ②上位資質で補う ③他人を頼る ④そこそこ頑張る このうち個人的にもっとも効果的なのが②だと思っています。 自分の上位資質を活かすということは、無理なく苦手を補えるということです。 そして、苦手を補うだけでなく、感覚としては新たな自分の強みにも気づけることになり自己肯定感も上がります。 と言うか、苦手にフォーカスしがちな人は、どちらかと言えば自己否定しがちなはずなので、過度な自己否定をしなくなるといった方が正解かもしれませんね。 ここで“上位資質で補う”の具体例を挙げてみます。 既にあちこちで書いている(言ってる)ことです。 例えばチームで働いていて人間関係構築力が上位にはなく、周囲の人との関係性構築に自信がない人がいるとします。 まずここで一旦立ち止まり考えてみて欲しいのが、人間関係構築力の資質とその他の資質の違いです。 それは、思い切りざっくり言うと“人とうまくやっていく”という動機づけなのかどうかの違いです。 動機づけそのものがそうなので、人間関係構築力上位の人がそうできるのは当たり前。 そもそも資質は自分が当たり前に出来ることを意味していますし。 でも、それは当たり前ではなく(無意識レベルではなく)、意識的に何かの働きかけをすることを否定してはいません。 つまり、人間関係構築力上位の人は、当たり前に“それ”をやっているというだけで、人間関係構築力下位の人は他の人とうまくやることはできないと言っているわけではないということです。 難しいかな?? いずれにしても、当たり前に、無意識にできないならば、意識して同じことをやれば良いということです。 しかもそれを、無意識レベルでやれる自分の得意に置き換えてやる。 いよいよややこしいですね!(笑) 具体例を示します。 例えば「収集心」「学習欲」上位の人であれば、何かを知りたい欲求が高いと思います。 そして、人との関係性を築くには、より多くのコミュケーションを取ることですよね。 だから、いかにコミュニケーションの量を増やすかを考える。 ここは“意識的に”の部分。 これを自分の上位資質を活かすとしたら、他の人を知るために、他の人が持っている情報を知るために、他の人と関わっていくということです。 「収集心」「学習欲」の人は、本来が“知りたい”人なので、その知りたい欲を相手が持っているものを知りたい、相手のことを知りたいと、相手に向けてあげればそこでコミュニケーションが勝手に生まれます。 そして、自分に、あるいは自分が持っているものに興味を持ち近づいてくる人に対し、多くの人は親しみを覚えます。 そうやって相手が自分に対し親しみを感じてくれればさらにコミュニケーションが取りやすくなります。 そんな感じで、意識してみるといいと思います。 もっと言えば、本来既に無意識にそういうことをやっているはずであり、そこに気づくだけのことなのかもしれないですよね。 ただ一点注意すべきは、情報の搾取者にだけはならないことです。 教えてもらったことに対し感謝の意を伝え、自分が得意な何かでいつかお返しできることがあればしていく。 そんな心持ち、意識は大事だと思います。 何か自分の下位資質で苦手なことがあり、どう上位資質を活かせば良いのかに迷ったら、是非身近なストレングスコーチにアプローチしてみてください。 私も含めて今は時間に余裕のある人が多いと思いますし…(笑) あ、笑ってる場合じゃなかった(^_^;)。
ストレングスファインダー®で自分の“トリセツ”を作りませんか?
(サンプルは、下の画像をクリックしてください)。
口頭でのプロファイリング(資質の組み合わせの読み込み)も提供しています。
詳細、お申し込みは、こちら から。
無料メルマガ「才能を活かして自分らしく楽に生きる方法」
思考を緩め、人間関係を改善し、自分らしく楽に生きる方法を、ほぼ毎日お届けしています。
メルマガ読者限定の特典も提供しています!