行き先は、群馬の草津温泉。
非常時こそ自分の資質を活かす
こういうご時世でもあるし、自由度も高い車での移動を選択しました。
品川でレンタカーを借り一路群馬へ!
意外と遠いなぁと思いつつ(東京から200kmあるので当たり前(笑))、後10kmくらいになった時点で異変に気づきます。
先の方の山が暗い…。
しかももっと先の山は白い…。
「えっ?えっ?(*_*)」
となりましたが行ってみるしかない。
5kmほど手前になると雪が舞ってきました。
車の気温計が示す数字もどんどん小さくなっていきます。
そして3~4kmほど手前になると土手に雪が…。
宿についた時には道路はまったく問題ないものの完全な雪景色。
「やっちまったー」
と思いました。
知ってる人は知ってるのだと思いますが、草津温泉って特異的に寒いのですね。
宿の方がこう仰ってました。
「草津は、内地の北海道って言われているんです」と。
東京で借りたレンタカーなので当然タイヤはノーマル。
こういうとき皆さんならどうしますか?
こういう時にこそ自分の資質がそこに色濃く反映されるんですよねぇ。
選択肢としては、“速攻引き返す”がまずありますね。
私ももちろんそれを考えました。
でも、私はそうはしませんでした。
ここは「調和性」かなぁ。
まず宿にキャンセルの交渉(?)するのが面倒くさいと思ってしまう(^_^;)。
そして、ここは「適応性」なのかなぁ。
「ま、明日朝帰れなくても何とかなるんじゃ?」
とついつい思ってしまう。
天気予報見たら翌日は晴れだし、今日積もった雪も昼には解けてるだろうし。
こうやって速攻周辺情報を集め始めるのは「収集心」。
昼に出てもノンストップならレンタカー返す時間にも間に合うしな。
と計算しているのは「アレンジ」。
そんなこんなで取り敢えず泊まることに決めてはみたものの、外は文字通りの吹雪!!
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せっかく草津温泉に来た痕跡は残そうと、必死の思いで湯畑は見に行き、温かいそばで身体を温め、宿に戻って熱過ぎて浸かれない(!)温泉でさらに温まり(?)その日は就寝。
それでもやっぱり不安だったんでしょうね。
翌朝は3時半に目が覚めました(笑)。
そこから一人作戦会議が始まります。
どうやってこの危機を脱出するか?
いや文字通りどうやって草津温泉を脱出するか?
いろいろと調べているうちにタイヤチェーンのレンタルがあるのを発見。
しかも24H対応。
でも検索で引っかかる情報が古かったので、さらに絞り込んで情報を探し、今もやっている確信を得て、なおかつレンタル後の返却も問題ないことを確認。
いや、「借りるだけ借りてどうやって返すんだ?」と思ったのですが、ちゃんと山を下りた先に無人の返却ボックスが準備されていました。
こんなふうに精度の高い情報を求めるのは、「最上志向」x「収集心」かなぁ?
ここまでやって後は7時に電話することにして二度寝することに。
今度は安心したのか目覚まし鳴るまで爆睡!(笑)
電話して、来てもらう約束を取り付けやっと一安心。
こういう一連の対応が取れるのは、自分の軸になっている「アレンジ」x「適応性」のおかげだな、やっぱり。
ま、この後もいろいろトラブルは続くのですがそれはまた別の機会に。
今回オチは特にないです(笑)。
でも、人って緊急事態にこそ、その人の軸となる思考が顕著に表に出てきますよね…ってこと。
その時に普段から自分の思考パターン、すなわち資質を強みとして捉えられているか否かで対応力は変わってくるよねぇと思うのです。
同じような場面で皆さんなりの資質を活かして対応するとしたら、どんなふうになりそうか想像してみるのも面白いかも?!
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