ストレングスファインダー®で自分と他者の関係性を改善する その6
私の場合、「調和性」的に「対立を招きたくない」との思いから、他者に対して“一方的に”様々な配慮をします。 そして「責任感」も上位の私は、そうやって他者に対し最大限の配慮をすることを“当たり前に”正しいと思い込んでいたりします。 するとどういうことが起こるかと言えば、自分から見て他者(自分)への配慮が足りていないと感じると、その人を責めてしまう感じになります。 私の場合は、そういう気持ちがありつつ、「調和性」がそれを表に出すことにブレーキを掛けてしまうので余計にややこしいのですが…(^_^;)。 いずれにしても、自分が他者に配慮すればするほど、そのレベルでは配慮しない人が周囲に増えてしまうということが起こるわけです。 すなわち自分の周りはある意味“敵”だらけ…。 こんな状態で、周囲の人への関わり方が気持ちの良いものになる訳がないですよね。 そして、自分の気持ちよくない関わりに対しては、ちゃんとそれに対する反応が返ってきます。 ま、相手は特に気にしていないかもしれないけれど、以前書いたように、相手の何気ない言動をこちらが勝手にネガティブに受け取ってしまうということも起こりがちです。 ということで、繰り返しの結論になりますが、他者との関係性が「うまくいっていないなぁ」と思うのであれば、まずは自分の思考パターンを理解し、自覚することから始めましょう。 その上でそのパターンの中に不要な(非合理な)思い込みがあるのであればそれを緩めていく。 それはすなわち、それまでやってこなかったことをやってみるということであり、それまであたり前にやってたことをやめてみるということ。 ある意味一度すべてにおいて逆張りしてみるということなのかな…。 私自身はと言えば、これまで書いてきたようなことを取り組んできたおかげで、大げさではなくずいぶんと生きることそのものが楽になりました。 もちろん完全に達観しているわけではないし、相変わらずイライラする局面は多々あります。 それでも、そこから平常運転に戻る時間は格段に早くなったというのはありますね。 そういう意味ではやっぱりメタ認知(自分が感じていることを認知すること)を意識することがとっても大事だと思います。 そして、それを容易にしてくれるツールがストレングスファインダー®だと思います。
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