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ストレングスファインダー®で自分と他者の関係性を改善する その4

前回の続きです。

ストレングスファインダー®で自分と他者の関係性を改善する その4


前回までに他者との関係性を改善するには、自分の思考、行動を変えるしかないこと。

そして変える(変わる)というのは、自分を否定せずに受け入れることだと書きました。

では、今のままの自分、すなわち頑張らない自分を受け入れるためには何をすれば良いのか、というのがこれから書くことです。

それは、単純に自分が恐れていて出来ないことを、勇気を出してやってみるということです。

具体的には、「こうあるべき」とか、「こうあらねば」と思っていることを手放し、その逆をやってみるということです。

例えば、人がどう思うかを過度に気にしてしまう人は、「人に迷惑を掛けてはいけない」という縛りを自分に掛けています。

この縛りを解いてみるということです。

これは、何も誰かに対してわざと迷惑を掛けろと言っているわけではありません。

迷惑が掛かるかもしれないと思いやっていないことを、思い切ってやってみるということです。

「かもしれない」はあくまで「かもしれない」です。

本当のところはやってみないとわからないのです。

そして多くの場合は、「これをやったら迷惑かも?」と思う多くのことを相手はそう受けとらないと思います。

そしてもう一つ言えるのは、実際に多少の迷惑が掛かったとしてもそれによって関係性そのものが損なわれることは稀だということ。

もっと言えば、普段から周囲に対して配慮しまくっている人の周りには「もっと頼ってくれてもいいのに…」と思っている人が恐らくたくさんいるはずだということ。

そんな風に思えれば、少しはハードルが下がるのではないかと思います。

いずれにしろ、ここは勇気を出してやってみるしかないところ。

そうすれば、世の中は自分が思う以上に緩いのだということにきっと気づけるでしょう。

実行力の資質的に人を責めがちな人も、この縛りを緩めるということにチャレンジしてみると良いと思います。

すなわち、ちゃんと、きちんとを緩め少しいい加減になってみるということ。

世の中の標準は自分が思うよりもっと、もっと緩いのだということに気づけるでしょう。

そうやって自分がそれまで無意識にやってこなかったことをやってみる、あるいは無意識にやるのが当たり前と思っていたことをやめてみる。

それは、とりもなおさず「こうあるべき」を手放し自分がやりたいようにやってみることであり、それにより、「それでもいいんだ」を確認することに他なりません。

それは、「こうあるべき」に縛られず「こうやりたい」を解放することにOKを出すこと。

そして、それは、本来のありのままの自分をそれ以上無理して頑張ることのない自分を受け入れるということ

「あ、こんなんでいいんだなぁ」「このままで、いいんだなぁ」こう思えていること。

つまりは、私の考える自分を変えるというのは、自己否定から自己肯定に変えていくということです。

自己肯定はそのまま他者肯定につながります。

他者肯定が出来ていれば他者に対する接し方が自ずと変わってきます。

こちらの接し方が変われば相手の反応が変わり、その結果関係性そのものが変わる

もちろん、より良い方向へと。

これが私が考える自分が変わる(自分を変える)ことで関係性が改善するメカニズムです。

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自分を受け入れる第一歩は、様々な場面で自分に湧く感情に自分で気づくことです。

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