ホームタウンの居心地
そこにはこう書いてありました。 「全て読み終わったあと、なんだか実家に帰ったときのような、そんな安心感をおぼえました」 素敵な表現ですね。 そして、この言葉にこそ、私がいつも伝えたいと思っていることが詰まっているなぁと思いました。 これはもはや人間の性なのか、多くの人が何故かしら、わざわざしんどい生き方をしようとしてしまいます。 かく言う私も以前はまさにそうでした。 自分の苦手なことも、努力すれば何とかなると信じていました。 そして、“怠けて”その努力をしない自分も、努力しても出来ない自分も責めまくっていました。 そうやって自分を責めれば責めるほど、自分と同じように頑張ろうとしない他人を責めていました。 その結果、もちろん他人は信用できないし、一番自分を信じなければいけないはずの自分自身をも信用できずにいました。 こういう状態はしんどいですよね。 でも実際長いことこの状態で生きてきました。 今はと言えば、残念ながら相変わらずその名残が残ってはいます。 それでも、ストレングスファインダー®で自分の当たり前が強みであることを知り、そこから実際にそれを意識して過ごすことで、よそ行きでない自分をだいぶ手に入れることができたと思っています。 それこそ、どこにいても実家にいるような居心地の良さを“時々”感じられるようになりました。 「“いつも”じゃ無いんかい？！」 とツッコミが入りそうですが、それを言ったらウソになりますしね。 「責任感®」的に、ウソはつけないので…(笑)。 それでも、たとえ時々ではあっても、必要以上に頑張らない自分でいることを自分に許せるようになったのは、本当に大きなことなのです。 これからも自分自身がそう有り続け、そしてそれをたくさんの方に伝えていきたいと思っています。
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