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自分の得意を活かすためにこそ、苦手を頼る

先日のストレングスファインダー®研修は、個人個人が自分の強みを活かし生産性を向上させると同時に、チームとしての生産性も向上させることが目的でした。

自分の得意を活かすためにこそ、苦手を頼る


その目的に照らしてストレングスをどう活用するかと言えば、まずは自分の資質を強みとして活かしてどう貢献していくかを考えるということです。

そしてもう一つは、自分の苦手なことをどう他の人に補ってもらうかを考えるということです。

つまり、その二つがピタリとハマることが理想なのです。

自分の得意を活かすことが誰かの苦手を補うことにつながる。

これが理想。

そしてこの考え方に基づけば、チームメンバーの持つ資質が多様であればあるほどチームとしての生産性は上がることになります。

それでも、相互理解のないチームにおいては、メンバーの多様性が顕著であればあるほどすれ違いも多くなります。

必ずしも自分の得意なやり方を周囲の人がそのまま認めてくれないかもしれないし、自分の苦手なことは誰かに頼れば良いとはなかなか思えないからです。

ストレングスファインダー®はそれを見事にひっくり返してくれます。

“多様だからこそうまくいかない”から、“多様だからこそうまくいく”に変えてくれるのです。

その差は大きいですよね。

そして、それを進めていくと単なる相互補完に留まらず、さらに大きな相乗効果が表れてきます

例えば、「アレンジ®」や「戦略性®」を持っている人にとって、今取り組もうとしていることの全体像が把握できる情報は、それらの資質にとり栄養となります。

つまり、十分な情報があるからこそ、その二つの資質はさらに活かしやすくなります。

ところが、その資質を持っていても「収集心®」が下位だと、なかなか自ら情報を集めることにはつながりません。

つまり、一人でやっている限りは「アレンジ®」「戦略性®」という資質のポテンシャルを最大限発揮することは難しいかもしれません。

そして、こういう時こそ他者に頼る意味が出てくるのです。

「収集心®」を持っていて情報を集めることに長けている人に情報の提供を依頼する。

そうすることで、自分の苦手を補ってもらうだけでなく、それが自分の上位資質に栄養を与え、さらに強みとして磨かれ、さらに自分の強みで周囲に貢献ができるようになる

こんな状況が作れると最強ですよね。

ストレングスファインダー®でそんな最強のチームが増えるといいなぁと思うし、自分が関わることで少しでもそういうチームを増やしていきたいと思っています。

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