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For Youで人と向き合う

先日は、コーチ仲間とのコーチングの練習会でした。

その中で、コーチングにおいて自分の大切にしていることについてお話しする機会がありました。

For Youで人と向き合う


大切にしていること…というよりは、気をつけていること…という方が近いかもしれません。

それは、相手が提示してきた課題をそのまま課題として受け取らないということです。

どういう意味かと言うと、クライアントの持つ“課題”とは正確に記述すれば

“あることをクライアントは課題だと認識している”

ということであり、そのことが本当に(客観的にも、主観的にも)課題なのかどうか、つまり解決せねばならないものなのかどうかは、その時点ではわからないということです。

課題、問題というのは、

ある出来事をその人の考え方に照らすとそう捉えられるということ

に過ぎません。

なので、もしその人の考え方が変わってしまえば、その課題そのものがなくなってしまうことも考えられるのです。

解決することなく、その課題が目の前から消えてなくなるのであれば、それに越したことはないですよね。

だから、私が誰かにコーチングを提供する際は、この点に強く意識を置くようにしています。

かと言って、常にそこを目指すというわけではありません。

あくまで選択肢の一つとして置いておくということ。

コーチングでは、この選択肢があるかないかで質問が大きく変わってきます。

私がこの点に意識を向けているのは選択肢、可能性を狭めないのとは別に他の理由もあります。

それは、自分の思考のクセとして、相手の言うことをすぐに真に受け、それを自らの思考で解決しようとしてしまうことを知っているからです。

なので、私にとって上記のようなことを意識することは、ある意味自分への戒めでもあります。

相手の言うことを真に受け、それを自分で解決しようとしてしまうのは、相手のためを思っているようでいて実はそうでもなく、独りよがりになってしまっている可能性もあります。

コーチングでは For You というあり方を大切にしています

コーチングという時間そのものがクライアントのためにある、ということです。

そして、そのスタンスに立てば、常にクライアントは今のままで、そのままでOKな存在であるということでもあります。

そういうふうに信じていないと For You のスタンスには立てません。

For You のスタンスは、クライアントが課題だと言っていることも、そうではなくそのままで何も問題ではないかもしれないということとつながりますね。

自分自身が放っておけば For Me になってしまいがちなことを知っているからこそ、そうならないように自分をマネジメントする意識を持っているのです。

今日の記事は、自分でも皆さんに対し何を伝えたいのかうまく言語化出来ていません。

なので丸投げします(笑)。

皆さんは、これを読んでどう感じましたか??

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