「信念」の譲れないもの
今回は、この方です。 ※クリックするとpdfが開きます。「信念」という資質は、本人にとってもわかりづらいところがあるかもしれません。
「信念」を持っている方とお話しをしてきて感じていることです。
「信念」という資質は、一般論的には利他的で、お金や地位のために不正を働くなどということは決してない倫理観の高さを持っています。
そして、何か普遍的なものとして“世の中とはこうあるべき”という譲れないものを持っている資質です。
それが何なのかはもちろん一人ひとり違いますが、とにかく「これだけは譲れない」との何かを持っています。
この方の場合は、「共感性」を併せ持っています。
併せて「適応性」もあるので、普段はどちらかと言えば柔らかな雰囲気なのではないかと思います。
だから、表面的には中にある固い芯は見えていないかもしれませんが、とある部分に触れるとその芯の部分が表に出てくる感じだと思います。
こういうタイプの方は「意外と頑固だね。」とか言われることが多いかもしれません。
では、どういう時にその頑固さが出てくるかと言えば、この方の場合は「共感性」との組み合わせかもしれません。
「共感性」は、人の感情をとても大切にします。
一人ひとりが笑顔でいられることを望んでいますし、自分自身もそのように振る舞います。
そしてそこに「信念」が加わることで、「誰しも人の気持ちを大切に扱うべきである。」という自分の中の“正しさ”を持っている可能性があります。
なので、心無い言葉で人を平気で傷つけるような人を見ると、絶対に許せない気持ちになるかもしれません。
「共感性」だけでもそういうところはあるので、そこに「信念」が加わることで“許せない”感が増幅する感じかもしれませんね。
そして、そういう文字通りの“信念”が、きっと世の中をそういう方向に、より正しい方向に向かわせるのだと思います。
そして、こういう方が気をつけるべきことは、自分の信念に沿わない環境に身を置き続けないということです。
譲れないものはどうしたって譲れないわけなので、自分が大切にしているものを脇に置かないとうまくいかない環境だと、とてもとてもストレスフルだと思います。
一人ひとり持っている正しさは違うことを認識した上で、多少緩めていく方が楽であるとは思います。
そこは多少意識しつつ、それでも、大きく自分の信念を曲げる必要のない、筋を通せる環境に身を置き、その「信念」を強みとして活かす方向で考えることがもっと大事だと思います。
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