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頑張らないことを頑張る

今回は、多くの人が持っているであろう強固な思い込みについて書きます。

「頑張らないと成果が出ない」は思い込み


ストレングスファインダー®の資質は、無意識の思考、感情、行動のパターン。

そして、強みの元。

無意識であるがゆえに、自分があたり前に苦もなく出来てしまうことでもあります。

だから、強みを活かすという意味は、苦もなく楽にできることにフォーカスするということでもあります。

一方で、努力して、頑張ってできるようになることを美徳とする風潮があるのも事実だと思います。

極論すれば、頑張らないと成果は出ないとの思い込みを持っている人が多いと思います。

かく言う私も例外ではありません。

ところが、強みを活かす、すなわち苦もなく楽にあたり前に出来てしまうことにフォーカスするということは、大して頑張らなくても成果が出せるということにもなりますよね。

ここが明らかな矛盾なのですが、結果何が起こるかと言えば、頑張らないと成果は出ないと思い込んでいる限り強みを活かすということに無意識の抵抗感が出てしまうということです。

まったくおかしな話しですよね。

でも実際にこんなメカニズムで、自分の強みを強みとして認められないなんてことが起こってしまうのです。

頑張らないと成果はでないと思い込んでいる人は、頑張ることに価値を置いています。

すなわち、頑張れる自分だから価値があると思い込んでいるわけです。

こういう人にとって強みに目を向けるということは、自分が頑張る機会を奪われることになるので、無意識に抵抗してしまう訳です。

それどころか、自分の思考のクセを弱みとして認識すれば、“頑張って”それを克服する機会が与えられることになり都合が良いのです。

頑張らないことを頑張る


強みに目を向けて強みを活かすことが他者貢献を促進し、生きやすさにつながることは誰もが否定しないと思います。

でも、それを実際にやっていくには"頑張る”ということを一旦手放す必要があるのです。

頑張らなくても自分が自分だというだけでそこに価値がある

そう気づく必要があります。

そのためにも頑張ることを手放してみる

つまり、頑張らないことを頑張る

一見矛盾するけれど、ホント、これが大事!!



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