ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)を受けたことはあるけれど、診断結果を見て「なんとなく当たってるかも」と思っただけで終わっている。そんな方、意外と多いのではないでしょうか。
私自身、まさにそうでした。結果を見て「たしかにそういう傾向あるな」と納得するところまではいっても、それをどう日常に活かせばいいのかはわからず、しばらくのあいだ“読んで満足”の状態が続いていました。
転機となったのは、ある出来事をきっかけに、自分の上位資質である「アレンジ」と「適応性」が、実際に人の役に立っていたことに気づけた瞬間でした。それまではむしろ、「行き当たりばったり」「計画性がない」といったネガティブな印象で、自分の弱みだと思っていた部分です。
ところが、予想外の事態に対応したとき、他者からのフィードバックにより「これは他の人にはできない柔軟さかもしれない」と実感し、「これって、自分の強みだったんだ」と腑に落ちたのです。
「アレンジ」と「適応性」は、どちらも変化に対応する力を持つ資質です。「適応性」は、状況の変化をそのまま抗わず受け入れる資質。「アレンジ」は、目の前の複数の要素を同時に見渡し、最適な組み合わせをその場で組み替える資質です。
私の場合はこの2つが上位にあり、日常的に組み合わさって働いています。それでも以前は、予定外のことが起きたときに柔軟に対応することはできていたのですが、内心ではけっこうバタついていました。
それが今では、「何が変わったのか」「どこを調整すれば対応できるか」と頭の中で自然に整理しながら動けるようになり、自分の強みを自覚したうえで活かせる実感があります。
さらに「最上志向」も上位にある私は、ただ乗り切るだけでは満足できません。状況を調整するときも、「どうすればもっとよくできるか」「より納得のいく形になるか」といった視点が常に働きます。そして「調和性」も上位にあるため、全体の納得感やバランスにも自然と気を配る傾向があります。
このように、資質は単体で機能するのではなく、組み合わさることで現実の行動や思考に複雑に影響を与えています。「アレンジ×適応性」だけでなく、「最上志向」「調和性」といった他の資質がどう関与しているのかまで見えてくると、資質の理解はより深くなっていきます。
そして実は、ストレングスファインダー®から読み取れる情報はまだまだたくさんあります。資質の並び方、補い合い、バランス、偏り…。その人らしい活かし方は、資質の並びをただ眺めているだけでは見えてきません。
「診断して終わり」ではなく、「どう活かしていくか」まで見つめてみたい。そんな方には、私が提供しているプロファイリング講座がおすすめです。
この講座では、34の資質をただ知識として学ぶだけでなく、それぞれがどう組み合わさり、現実の行動や思考にどのように影響を与えているのかを、丁寧に読み解いていきます。ストレングスファインダー®をすでに知っている方も、「こんなふうに資質が見えるのか」と、新しい視点が得られるはずです。
自己理解を深めたい方、他者理解の幅を広げたい方、そして対人支援の質を高めたい方にとって、大きなヒントとなるはずです。
▼プロファイリング講座の詳細はこちら
https://heart-lab.jp/seminar/12880/
株式会社ハート・ラボ・ジャパンでは、クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)を活用した各種研修を提供しております。詳細は
こちらよりお問い合わせください。
上記はギャラップに承認されたものではなく、ギャラップの認可も推薦も受けていません。クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)に関する意見、見解、解釈は、株式会社ハート・ラボ・ジャパン代表 知識茂雄だけの考えです。
ストレングスファインダー®徹底活用ガイド

簡単なアンケート(選択式)にお答えいただき、メールアドレスをご登録いただくと上のストレングスファインダー®徹底活用ガイドをプレゼントいたします。お申し込みは、上の画像をクリックしてください。