仲間の存在が挑戦する勇気を与える
人は皆、自分とは異なる価値観を持つ人たちに囲まれて生きています。だからこそ、時に生きづらさを感じたりもします。
かつての私は常に生きづらさを感じていました。
ピークは、40歳前後の頃かなぁ。
海外勤務の中で日本人出向者の部下に完全拒否されたことをきっかけに、自分が感じている生きづらさは自分自身に要因があることに気づきました。
そこから自分を変えていこうとアサーティブ、コーチング、クリフトンストレングス®と学んできました。
で、結局変われたのか?
変わったと言えば変わっているし、変わっていないと言えば変わってはいないのです。
より正確に表現すると、自分自身の本質的な部分は何も変わっていないと思います。
変わったのは、自分で自分をどう捉えているかどう認識しているかの部分です。
生きづらさを感じていた頃の自分は、無意識ではありますが、「こんな自分ではダメだ」と強く自己否定していました。
自己否定することで、より自分が正しくあるために頑張るとの図式を無意識に作り出していたのだと思います。
言い換えると、より正しくあるために頑張り続ける自分にこそ価値があるのだと思い込んでいたのです。
そういう自分から見ると自分の基準に照らし正しくない行いをする人が周りにたくさんいました。
いや、むしろそういう人たちしか周りにいないので(自分とまったく同じ正しさを持つ人などいるはずもなく)常にイライラの感情を抱えていたのです。
それが自分の感じる生きづらさにつながっていました。
それがコーチングを始めとして様々な学びと実践を重ねるごとに自分のありのままを受け入れ、認められるようになっていきました。
他の人とは違う自分を受け入れ認めるということは、自分とは違う他人を受け入れ認めることとまったく同義です。
ここに至って自分の感じていた生きづらさはかなり解消されました。
昨年から始めた講座では「自己実現」を最終ゴールとして目指しています。
そこでの「自己実現」の定義は、慶応大学教授の前野隆志さんのものを引用しています。
いわく、「人間が持つ高度な目的であり、自分のままで、自分の能力/強み/可能性を発揮・実現することを通して、自分らしい生き方をすること」
私自身も、自分を受け入れていく過程でクリフトンストレングス®を通して自分の能力、強み、可能性に目を向け発揮することに取り組んできました。
そして今では自分が大好きなことを仕事としていて、自分が行きたいところに行きたいタイミングで行けるという生き方を手に入れました。
そういう生き方を手にいれるためには様々なことを学び、実践していくことが必要です。
ただ、ここでの実践とは時にはある意味大きな挑戦を意味することもあります。
そんなとき大切なのが仲間の存在です。
私自身最終的に会社員を辞めて外の世界に飛び出せたのは、コーチングのコミュニティの存在があったからこそです。
いろんな価値観を持つ人たちが自分の価値観を大切にしつつも自分とは違う価値観を持つ人たちをも尊重し、大切にしている。
そこには真の心理的安全性が担保されていました。
何かに挑戦して失敗した人を冷笑することなくその勇気を称え励ます場。
もちろんなんでもかんでも挑戦すればいいというものでは無いけれど「自己実現」に向かうためには挑戦はつきものだと思っています。
そんな挑戦を無条件に応援してくれる仲間の存在はとても大きなものだと思うのです。
ストレングスファインダー®徹底活用ガイド
簡単なアンケート(選択式)にお答えいただき、メールアドレスをご登録いただくと上のストレングスファインダー®徹底活用ガイドをプレゼントいたします。お申し込みは、上の画像をクリックしてください。
無料メルマガ「才能を活かして自分らしく楽に生きる方法」
思考を緩め、人間関係を改善し、自分らしく楽に生きる方法を、ほぼ毎日お届けしています。
メルマガ読者限定の特典も提供しています!