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ストレングスファインダー®の資質「調和性®」の特徴と活かし方

今回は、「調和性®」の資質について解説します。

「調和性®」の特徴


「調和性®」は、人間関係構築力の資質です。

「調和性®」は、対立を嫌います

場の空気を読み、対立を起こさないように、さざ波を立たせないように振る舞います

対立せずに、皆が同じ方向を向いて歩調を合わせて進んでいる状態を好みます。

「調和性®」持ちの人はよく、「自分の意見はないの?」と訊かれることがあると思いますが、自分の意見を持たないわけでは決してありません。

ただ、自分の意見を出してそこで対立が起こるくらいならば、譲れる範囲で譲って相手や周囲に合わせる方を選択しがちなだけです。

余談ですが、「調和性®」持ちだと仲間内でレストランとかに食事に行った際にも「何食べる?」と聞かれて「何でもいいよ!」と答える確率が高いと思います。(笑)

自分だけ違うものを頼むよりは、ここでも周りに合わせた方が楽なのです。

少なくとも自分だけ高いものを頼むとか、時間の掛かるものを頼むとかはなかなかできないですね。(筆者談(笑))

それから、会議や打ち合わせなどではいきなり意見を求められるとちょっと困ってしまいます。

なぜならば、皆の意見を聞いてみないと自分がどうそこに合わせて意見を出せば良いかわからないからです。

なので、「調和性®」を持っている人が会議の場にいたら、ぜひ最後の方で発言を促してください。

ひょっとしたら促されないとそのまま何も発言しないかもしれませんが、決して何も考えていないわけでも意見がないわけでもないので、周囲の人が引き出してあげてください。

「調和性®」の人は、皆の意見を黙って聞きつつもどこに着地点、合意点があるかをずっと考えています。

一通り議論が進んだ後で「調和性®」の人に意見を聞くと、全体をうまく合意に導いてくれると思います。

「調和性®」を持つ人がマネージャー、リーダーの場合は、メンバーの意見を良く聞き吸い上げます。

全員の意見を聞いた上で、出来るだけ全員が納得できる結論を出したいのです。

「調和性®」を持っている人は、自分でも気づかないうちに仲介役、調停役を担っていることも多いと思います。

対立しがちな部門同士の間に立ち、双方の意見を聞いて調整するのが得意です。

余談ですが、「調和性®」が上位の人は一般的に「戦略性®」が低い傾向にあります。

その逆もまたしかりです。

これは、「調和性®」は対立を起こすという選択肢を持たないのに対し、「戦略性®」はそれもオプションの一つとしてあり得ると考えられるからです。

もちろん、「戦略性®」の人は対立を起こすという意味ではなく、場合によっては一つのオプションとして“対立”もあり得るということです。

「調和性®」のベースメント(弱み使い)


「調和性®」のベースメント(弱み使い)としては一つには、他のエネルギーの高い資質のブレーキとして働きがちなところです。

例えば、「責任感®」等の“こうあるべき”の出やすい資質と一緒に持っている場合、自分の基準に照らして許せない言動があったとしてそれを面と向かっては言いづらい感覚があります。

それ自体は悪いことではありませんが、場合によってはそれによって却って怒りのエネルギーを溜め込んでしまい限界を超えると爆発してしまうなんてこともあります。(経験者談(^_^;))

他にも、「自我®」との組み合わせだと前に出て目立ちたいという思いはありつつも、「出る杭にはなりたくない」という思いで両者がぶつかり葛藤することもあると思います。

「調和性®」は、良くも悪くもブレーキになりやすい資質なので、実行力、影響力のようにエネルギーの高い資質との組み合わせだと両者がぶつかり内面的な葛藤を生みやすくなります。

言ってみればアクセルとブレーキの両方をベタ踏みしているような状態ですね。

なので、そういう組み合わせを持っている場合は、アクセルとブレーキの両方を少しずつ緩める感覚でいると自分のマネジメントがしやすくなると思います。

それから「調和性®」を持っていると、何かと率直な物言いが難しいと思います。

対立を起こすことがとことんイヤなので、例えば誰かに何かを物申すつもりで意を決して、覚悟を決めてその人の元に行っても、いざその人を目の前にした途端気持ちが萎えてしまうこともあると思います。

残念ながらそういう反応そのものはなくならないので、そういうケースでは予めメールで伝えておいてクッションを置くとか、場合によってははっきりとものの言える人に代わりに言ってもらうとか工夫するほうが現実的です。

もし、どうしても自分で伝えなければならない時は、アサーティブな表現を心がけると良いです。

以下の書籍は、アサーティブそのものではないですが、参考になると思います。


NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法
マーシャル・B・ローゼンバーグ (著)

それから「調和性®」の人は、何かを断定的に決めるのも苦手だと思います。

前述したように「調和性®」のマネージャー、リーダーは皆の意見を良く聞きますがいろんな意見を聞けば聞くほど迷いが出て決められなくなります。

例えば私の場合だと「責任感®」を使って自分の役割として“決める”ということをやっていました。

そんな風に他の資質をうまく活用して役割を果たせるように意識することが大切ですね。

あとは、「調和性®」はある意味現実的に物事を進めていきたい資質なので、例えば「着想®」の人が出してくる、時に現実味の欠けた突拍子もないアイディアにネガティブな反応が起こることもあります。

自分の現実的に地に足のついたやり方を尊重しつつ、むしろ自分の枠を広げてくれる「着想®」や「戦略性®」の人のアイディアや意見を、楽しむつもりで聴けるといいですね。

「調和性®」とは


「調和性®」は、その天性のバランス感覚で場に安定をもたらしそれを維持することのできる資質です。

「調和性®」を持っている人は、場に平和と安定をもたらし安心、安全な場を作り上げる人なのです。


文責 ギャラップ認定ストレングスコーチ 知識茂雄

「調和性®」については、以下の記事も参考にしてください。
ストレングスファインダー®の資質「調和性」の世界観“場に平和をもたらす”
ストレングスファインダー®の資質「調和性」をより効果的に活かす

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※ここで書いている内容は、ギャラップに承認されたものではなく、ギャラップの認可も推薦も受けていません。クリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)の結果に関する意見、見解、解釈は、弊社の見解によるものです。
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自己理解を深める資質のプロファイリングとストレングスコーチング

ストレングスファインダー®は、診断したのみで活かせるものではありません。

一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。

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