「指令性」の特徴
「指令性」は、影響力の資質です。 実は、「指令性」をTOP5に持つ人はかなり少なく20人に一人もいないくらいの確率です。 と言ってもこの数字はあくまで診断を受けた人の中で…ということではありますが。 「指令性」の影響力は、場に影響を与えて場を支配することで発揮されます。 英語では Command であり、「命じる」「命令する」となりますね。 「指令性」の人にとって、何事も自分で選択できることが大事です。 自分のやるべきことは自分が決めるのスタンスです。 その意味で、自分の選択の余地がない一方的な指示命令は嫌います。 それから、「指令性」を持っている人は基本的に物言いが率直です。 回りくどい言い方はしませんし、むしろ嫌いなはずです。 なので、「指令性」の人の発する言葉には、自然と力強さが宿ります。 ある意味有無を言わせず、相手を従わせてしまう力強さです。 そういう部分が、特に何かが膠着していて動きが止まってしまっている時とか、非常事態、緊急事態の際に大いに活かされます。 例えば、「調和性」が上位の私は、会議や打ち合わせで議論が発散し迷走気味になっていても、そういう流れについつい身を任せがちです。 でも、「指令性」上位の人であれば、そういう時にこういう発言ができます。 「このまま議論を続ける意味ってあるんですか?」 そういう投げかけに皆がハッとなって気づき方向修正が可能となります。 「調和性」は対立を好まずむしろ対立を恐れますが、「指令性」は対立を恐れず、むしろ対立を超えたところに得るものがあると考えます。 この両者の思考の違いがすれ違いを生むこともあります。「指令性」のベースメント(弱み使い)
ある意味上述した点が、ベースメント(弱み使い)ともなり得ますね。 「調和性」や「共感性」を持っている人は、相手と対立しないようにとか相手の気持ちを尊重するとかでなかなかストレートで率直な表現ができません。 その裏返しで「指令性」や「活発性」の人の率直な物言いを、ある意味“恐く”感じ近寄りがたく感じている可能性があります。 そういう時のその両者へのアドバイスです。 まず「指令性」の人は、表現が率直過ぎて(相手によっては)言葉が足りていない可能性があります。 例えば、今進んでいることに自分が意味を見いだせないでいると「そんなの意味ないでしょ。」と思わず言ってしまうとか。 これは、「指令性」の人にとってはただそう思ったことを言っているに過ぎず、それ以上でも以下でもないそのまんまの意味なのですが、周囲の人はそれを「否定された」「非難された」と受け取ってしまうことがあるのです。 だから、できるだけなぜ自分がそう思うのかの理由を付け加えたり、皆のこれまでの努力を否定しているわけではないことを付け加えたりと、できるだけ言葉を足していくことを心がけると良いと思います。 なかなか面倒だし難しいことだとは思いますが。 一方、「調和性」や「共感性」等を持っていて率直な表現に苦手意識のある側に関しては、「活発性」の時にも書きましたが、率直な表現をする人はこちらから率直に伝えてもOKな人だということを覚えておくと良いです。 むしろ「指令性」の人は回りくどい言い方を好まないので、できるだけ率直なコミュニケーションを心がけることです。 場合によっては「そんな言い方は配慮が欠けていて不愉快です。」なんてことを言っても大丈夫です。 「指令性」の人はネガティブなフィードバックにも聞く耳を持っています。 そして、自分が納得できることであれば従う素直さも持っています。 本当に裏表がなくあいまいさがないのです。 この裏表のない率直さこそが「指令性」の人の強みです。「指令性」とは
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