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自己尊重と他者尊重:クリフトンストレングス®研修の現場から

自己尊重と他者尊重


先日は、とある企業の一般社員30名ほどへのクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)研修でした。

2時間という限られた時間の中で自己理解から自己尊重へ、そして他者理解から他者尊重へと導くのはなかなかハードですが何とかその目的は果たせたと思います。

今回は、冒頭で最近セミナーでやり始めた“こんなときあなたならどうする?”の問いかけを入れてみました。

後半のワークにつなげることを意識した事例として。

一例を挙げると以下のような問い。


新しく入社した社員のトレーニングプログラムを設計することになりました。全員に同じプログラムを提供し、全員が同じレベルのスキルを習得できるようにするべきですか?それとも、各社員の強みや弱みに応じて個別のプログラムを提供すべきですか?こんなとき、あなたならどうしますか?

上の問いが何を意図しているかは想像がつきますよね?

こういう問いを投げかけることで、そしてそれに対する答えが分かれることで自分と他者の考え方の違いが浮彫りになります。

そしてそれ以降に伝えるべきメッセージはどちらの考えが良いとか悪いとかではなく、むしろ多様に異なる考え方が存在するからこそチームとして協業する際にお互いに補い合えるということ。

一方、違うからこそ、お互いの思考、感情、行動のパターンを理解していないと無意味にすれ違ってしまう。

理想論だけではなく、そういったリアルに現場で起こりがちなすれ違いのパターンをお伝えしながら強みを活かし合い、弱みを補い合うということがどういうことなのかをお伝えしていきました。

今回はチームビルディングよりもセルフマネジメントが主なテーマでしたが、組織で働く上でチーム内での他者への貢献という方向性や軸があることで自身の才能を強みとして活かし、さらに開発していく方向性が明確になります

奇しくも先日日経の記事によると、クリフトンストレングス®を開発した米国ギャラップ社の調査で日本における「熱意ある社員」はわずか5%と、調査145ヶ国中最下位だったとのこと。

ギャラップ社の調査では企業が従業員の強みに目を向けると「熱意ある社員」の割合が増えることがわかっています。

微力ながらクリフトンストレングス®をベースに「熱意ある社員」が多くいる企業を増やせるように努力したいと思った次第です。

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