資質の組み合わせで見える個性
ひょっとしたら意外に思われる方が多いかもしれませんが、クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)の資質は、ただちにそれが強みであるとは定義されていません。資質の定義は、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン。
それゆえに自然と強みとして表出している場合もあれば、そうでないどころか、むしろ望ましい行動の妨げになることすらあります。
自分がどんな無意識の思考、感情、行動のパターンを持っているかに自覚がなければ、望ましい行動を増やす方向性で自分をマネジメントすることはできません。
その意味では、まずクリフトンストレングス®を通しての自己理解が必要。
その上で、せっかくのクリフトンストレングス®での自己理解を活かすためには、自分の資質を強みとして開発するとの意識を持つことが大切です。
必要なのは、自分が無意識レベルでどんな強みを発揮してきたかを振り返り、自覚すること。
資質は無意識の思考、感情、行動のパターンなので、それが自分の強みとして発揮されているという事実に気づきにくいのです。
なので、意識的に自分が何らかうまくいったときのことを振り返り、そのときにどんな自分の資質が強みとして発揮されていたのかを見ていくのです。
すると、うまくいっているときは必ず自分の資質がうまく働いていたということに気づけます。
そこまで行けたら後はその“再現性”を上げていくのが次のステップです。
自分の資質がうまく活かせそうな場面になったら意識的に、積極的に資質を表に出して使っていく。
私の場合であれば最も意識しているのは、何といっても「アレンジ」x「適応性」です。
どんな場面であってもその場に合わせて自分の持つリソースを最適に組み合わせ、柔軟に対応できます。
以前は、そういうところをむしろ自分の“行き当たりばったりさ”として否定的に見ていましたが、今は自分の最大の強みとして認識し意識的に使っている感覚があります。
私は、資質を強みとして活かすことの再現性を上げることを“資質が輝く舞台を与える”と表現しています。
資質が強みとして輝く舞台を意識的に選択していくということです。
そうやって資質を意識的に表出させる場面を選んでいくと、場数が増えることで資質自体が磨かれていきます。
ここでは意識的に使っているとの感覚があることが大事です。
無意識のままでは経験が学びにはつながりませんから…。
さらにはその延長上にあるのは、自分の資質をさらに効果的に活かすために何ができるかに意識が向いていくということです。
私の場合で言えば「アレンジ」を活かすのに必要なのは様々なリソースです。
「アレンジ」は組み合わせるのが得意な資質なので、組み合わせるための材料が多ければ多いほど対応力が上がります。
私の場合における最大のリソースは、コーチング、クリフトンストレングス®、アサーティブを深いレベルで体得していること。
そこには、他の上位資質の質の高い学びで自分を高めたいとの欲求を持つ「最上志向」x「学習欲」が活かされてもいます。
様々な資質が連動して働き、それぞれが磨かれている感覚があります。
こんなふうに資質は真の強みとして開発できるものなのです。
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