自分の中の矛盾に気づく
先日は、お試しセッションをお二人の方に提供しました。 お二人とも具体的な課題をお持ちでした。 こういう時は、まずは相手の方の資質を見ながらそれぞれに持つ課題がどんな資質がどう働いて起こるのかを自分なりに紐解いていきます。 そして、それが本当にそうなっているのかを本人に確認します。 そうやって仮説を立て検証し…を繰り返して目の前の課題が起こるその人の中にある原因を探っていきます。 “原因”と書きましたが、別にその人の中の“犯人捜し”をしているわけではなく、ただただそのメカニズムを紐解いていくのです。 そうすることで“自分自身のあり方”が自分にとっての課題を引き起こしているということを理解してもらいます。 なぜここが大事なのかと言えば、自分のあり方に原因の一端があるのであれば自分のあり方を変えることでその課題を解消できる可能性があるということになるからです。 あとは、どう自分の言動を変えていくか。 ここはもちろん簡単なことではありません。 今まで無意識にやっていたことを自分を客観視しつつ適切にマネジメントしていくことが必要となってきます。 そういうとき単純に 「こういう言動は良くないからやめましょう」 「こうするのが望ましいからそうしましょう」 的なアドバイスはあまり効果的とは言えません。 自分が無意識に当たり前にやってきたことをやめる。 自分が当たり前にはやってこなかったことをやる。 これをただ努力するだけで無条件にやるというのはそうそう続くものではありません。 なので、その“今までやっていたことをやめる”、“今までやっていなかったことをやる”をどう考え方を変えていけばやりやすくなるのかをその方の上位資質を見ながら考え、具体的にアドバイスしていきます。 例えば、人間関係構築力が上位に固まっている人、特に「共感性」x「調和性」のような人は、人に頼られ、人に役立ち感謝されることが喜びだったりします。 一方で、その逆で人に頼るということは相手に迷惑を掛ける行為だと認識してしまい、なかなかそうすることができません。 これって客観的に見るとあきらかに矛盾していますよね。 自分は頼られることが喜びである。 それなのに、自分が誰かに頼るということは迷惑行為であると書き換わってしまう。 自分が人に頼られることで喜びを感じているのであれば、自分が人に頼らないということは極論すれば相手の喜びを奪っているということにもなります。 このおかしさに気づければ自分の中でなんとなく意識が変わっていくと思います。 今まで苦手だったことに向き合う上でのハードルが下がると思います。 そして少しずつ少しずつ実際の行動に移していくことで、上の例で言えば自分が誰かに頼ることで相手がむしろ喜んでくれるという現実を見ることになります。 そういうことを繰り返していくことで良い意味で今までの思考の縛り、すなわち非合理な思い込みが緩み、より生きやすくなります。 私は、ストレングスコーチの与えられる価値はここにあると思っています。 そしてその価値を高めるために日々精進しています。
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