上位資質はいつもいい仕事をしてくれる
ここでも何回か書いていると思いますが、私の特性を最大限活かすには対面集合型研修の方が良いと思っています。 それは、自分の上位資質をネイティブに活かせるからです。 私の最大の特徴は“その場の空気を感じ取った臨機応変さ”だと思っています。 それは、「最上志向」「調和性」「アレンジ」「適応性」が自然に働いてそうなるのです。 一方、オンライン研修はその特徴を活かし辛い環境にあります。 集合型であれば、グループワーク中であってもその場全体を把握することができます。 ここは「調和性」の役目。 でも、オンラインの場合は、そもそも顔させ見えない人もいます。 そしてグループワークになると、その場に自分は参加してさえいません。 だから“感じ取る”ということが非常に難しいというか、事実上不可能です。 もう一つの臨機応変さで言えば、集合型と違って時間管理がとても大事になってきます。 私の場合、集合型であればグループワークの時間もほぼ目分量です。 盛り上がっていたら適宜時間を延ばすし、ダレているなぁと思えば途中で切ることもあります。 その変化分の調整は、後からいくらでもできる自信があります。 でもオンライン研修の場合はそれは不可能です。 なぜならば、始まりと終わり、そしてランチタイムも基本的には固定だし、多くの人たちを一斉にコントロールしないといけないからです。 だから、集合型であればプログラムの骨子だけ決めて後は現場の雰囲気で臨機応変にやるところを、オンラインでは事前に緻密なタイムテーブルを考える必要があります。 今回は特にZoomではなくTeamsというツールを使用するとの制約もありました。 Zoomと違いTeamsにはブレイクアウトセッションの機能がないので、こちら側でグループ分けをコントロールすることが出来ません。 ここは本当に悩ましくて、グループワークへの、そしてグループワークからの移行時間のロスが全体に影響を与えます。 なので今回どうしたかと言えば、ワーク毎に詳細なインストラクションの資料を作成し、グループ分けもきちんと明示して、かつグループごとのオンライン部屋への入り口のURLも記載しました。 とにかく参加者が戸惑わずにスムーズにメインルームと小部屋を行き来できることを目指しました。 今回は、自分以外にグループワークのファシリ役として6名のコーチの方にサポートをお願いしたので、その方たちが戸惑わずやれるようにとの意味もあります。 ということで、オンライン研修の場合、自分が普段やらないことをたくさんやらねばなりません。 そして、それを実行するのも結局は自分の上位資質です。 特にオンライン研修ではすべてのグループワークのグループ分けを予め決めておく必要があります。 「近くの方と4人組を作ってください!」 が通用しませんから…(笑) そういうグループ分けで活かされるのは「アレンジ」です。 「最上志向」とも相まって組み合わせを変える際に極力同じ人と当たらないよう極限まで調整します。 緻密な時間配分に基づくプログラムの構成を考えるのも「最上志向」「アレンジ」の仕事です。 そして当日資料を作成する際には見栄えも含めて理解しやすさを考慮し、「最上志向」的にここでもかなりこだわって作ります。 参加者への配慮の部分は「調和性」かな。 そして全体の動きのベースにあるのは、任された仕事をきちんと全うしようとする「責任感」だし、最高の時間を提供して認められたいとの「最上志向」「自我」も働いていると思います。 今回は、参加者の診断結果が揃うのが予定よりもかなり遅れたため予定通りにいきませんでしたが、それでも何とかするのは「アレンジ」「適応性」です。 こう考えると、やっぱり自分の上位資質を総動員していますね。 とにかく私にとってのオンライン研修成功のカギは事前準備の徹底なのです。 本来準備をしないのが特徴の人が徹底した準備をする。 つまりいつもとは180度異なることをやっている。 それでもそこでは常に自分の上位資質がいい仕事をしてくれている。 要はやるべきことを明確にし、そこに向けて自分の上位資質をどう働かせるか。 この一点が大事なのだということです。 ストレングスファインダーを活かす上での基本中の基本です。
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