根っこにある感情に気づく
コーチングにしろアサーティブにしろ、いわゆるコミュニケーションスキルで大事なのは、スキルそのものよりもあり方の部分だと私は思っています。 形だけ伝えるのはいくらでも出来るのだけれど、それでは全く意味がない。 マインドのベースがないとスキルだけ身につけても使えないのです。 これは実践の中で自分自身が身に染みてわかっていること。 アサーティブなあり方のベースにあるものは、自分自身も、相手もその両方を最大限尊重すること。 どちらかが欠けても成り立ちません。 昨日の研修においては、予定では最後はロールプレイをやるつもりでした。 でも最初のお一人を見てすぐに切り替えました。 その後はほぼほぼこちらからのコーチング。 相手の本当の感情を引き出すことに注力しました。 自分自身と相手を最大限に尊重する。 それはどちらが先かと言えば明らかに自分です。 なぜならば、多くの人が自分自身の本当の感情に気づいていない、すなわち自分の感情を大切には扱っていないから。 子どもを叱るとき、部下にイライラするとき、そこにどんな感情があるのか? その根っこにあるのは、寂しさだったり、悲しさだったり、むなしさだったり、やるせなさだったりします。 そしてなぜそんな感情になるかと言えば、相手のことを大切に思っているから。 ここに気づけたとき、初めて自分と相手とその両方を最大限尊重するとの意味に気づけます。 研修という名目でこういうところまで伝えようとする人はなかなかいないと思うのですが、熱くなると(表面的には淡々としてますが…(笑))こうなってしまいます。 でも、表面的なスキルだけ覚えて宝の持ち腐れになるくらいだったらマインドだけでも持って帰ってもらいたいと思うのです。 それがあればスキルなんて後追いで着いてくるものなので。
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