伝えるということは、自分を認めるということ
「伝えるということ」その5です。
自分で自分を認めることの大切さはよく言われることですが、なかなか難しいのも事実です。
自分のことを大切にできていないと、特に元々伝えることの苦手な人は”伝わらない”ことを恐れてなかなか伝えるという選択ができません。
伝えたのに伝わらなかったという、ただその常にありえる事実を見て、「こんな私だから…」と勝手に思い込んでしまうのです。
もったいないですね。
自分で自分を認められていない人は、何かにつけて”できる”人でいないと周りから認めてもらえないと思い込んでいる節があります。
そして、もっと言えばすでにできていることさえ、まだまだだと認識していることもあるでしょう。
うわっ、自分のことだ!(^_^;)
ストレングスファインダー®で自分の資質を知ると、自分には人とは違う強みがあってそのままで周りに貢献しているし、自分の弱みも他の得意な人が補ってくれる世の中の仕組みが理解でき、そのままの自分を認めやすくなります。
伝えるというのは”行為”だけれど、ベースにある”あり方”がやっぱり大切ですよね。
そして、あり方が整ってくるとどんなことに対しても、勇気を出して一歩を踏み出すことができるようになると思います。
文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄