もう一人の自分が感情をマネジメントする
今回は、乗る予定だった飛行機が整備が必要となったとのことで急遽機材変更があり、その関係でバスで飛行機まで移動となりました。 バスを降り、タラップを上ろうとしたその瞬間でした。 私のすぐ前を歩いていた男性が手に提げていたリュックの背負い紐の長さ調整部分が垂れ下がり地面に着いていたので、私は誤ってそれを踏んづけてしまいました。 すぐに自分でも気づいたので条件反射的に 「あ、ごめんなさい」 と声を発したその瞬間に、相手がこちらを振り向きざま 「何してんだよ!」 と発しながら私に肘打ちしてきました。 それも結構強めに…。 さすがにそれはないだろう…と思い文句言おうと思のですが、その男性、いやオトコはスタスタと先に上っていってしまいました。 今振り返るとそれで助かったなぁと思います。 なぜならば、そうでなければ見境なく怒鳴りつけていたかもしれないくらい腹が立っていたからです。 もしそうしていたら、けんか両成敗的に二人とも搭乗拒否されてたかも? だって相手が簡単に謝るやつとは思えないからですね。 で、席についてもモヤモヤが収まらず、プリプリしながらいろいろと思考を巡らし自分を慰めようとしました。 こういうとき一番やっちゃいけないのは自分を諫めることですね。 「こんなことぐらいで腹立てるなよぉ」 は、自分に対し言っちゃいけない言葉だと思っています。 きっと「そんなこと言ったって!!」と反論したくなりますから。 だからこういうときは、まず自分の感情に共感することですね。 「誰だってあんなことされたら腹立つよ。よく我慢したね!」 みたいに。 今思い返してもムカムカしてくるくらいなのですが、ホント良く我慢したなぁと思います。 こうやって少し感情的に落ち着いてくると、今度は理性がより働くようになります。 上で書いたように、あそこで食って掛かってたら乗れなくなってたかも…と冷静に振り返られるようになります。 そして、 「もうあんなやつに関わるのはやめよう。時間の無駄だし…」 とも思えました。 こんなふうに、昔と比べたら遙かに早く自分を鎮められるようになったのは、やはり自分を客観視できるようになったからです。 上での会話も、もう一人の自分がちゃんと自分をウォッチしてくれているからこそ。 こうやって感情をマネジメントするのに、もう一人の自分の存在はとても頼りになります。 感情的になった時にこそ、もう一人の自分を登場させることをお勧めします。
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