大きな勘違い
例えば、人間関係構築力の資質、特に「調和性®」とか「共感性®」を上位に持つ人は、明確に言語化されていないものを“察する”ことを当たり前としてやっています。 そして無意識に、自分の周りの人も同じように“察する”ものだと思い込んでいます。 すると何が起こるかと言えば、自分と同じようには察することを“しない”ように見える人に対し違和感を覚えます。 もっと言えば、察しているはずなのにそれを敢えて無視しているように感じ、「何てやつだ!」とイライラすることもあるでしょう。 でも事実としては、“察する”というのもストレングスファインダー®的に言えば才能なのです。 良し悪しは抜きにして。 だから、その“察する”というアンテナを持っていない人、すなわちその部分には才能のない人たちが当然いるわけです。 そして、またここでもストレングスファインダー®的に言えば、その“察しない”というのもまた才能であり、ある種の強みでもあると言えます。 それは、“察する”人にとって、時にそれが行動を制限したり、何かとブレーキになってしまうことを考えるとわかると思います。 つまりは大事なのは自己理解であり、自己理解を通じた他者理解であるということです。 自分の当たり前が、実は他の人にはない才能だと気づき、そして同時に他の人は自分にはない考え方を当たり前としていて、それがその人の才能である。 ストレングスファインダー®による自己理解の良さは、こんな風に人の多様性を持っている才能の違いで表現できるところにあると思います。 どんな思考パターン、価値観にも良し悪しはなく、ただ違うという事実が存在するだけ。 そんな風に人と自分の違いをニュートラルに受け取れるようになれば、生きづらさも解消していくと思います。
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