ブログ

先日は、いつもお世話になっているコンサルティング会社の経営塾的な学びの場でのストレングスファインダ®講座を担当しました。

気がつけばもう５年ほど担当しています。

普段意識しないことを意識し、考え、実行する

今回の受講生の中には、以前同じ会社の別の講座で受講してくれていた人もいて、その中には自分の会社でチーム単位でストレングスファインダー®を活用してくれている方もいて嬉しく思いました。

これまでの５年間で、この講座だけで恐らく三桁以上の方にはお伝えしてきたと思います。

相変わらずの行きあたりばったりで、何かを目指して活動しているわけでもありませんが、こうしてそれなりに長くやっていると、何かしら積み上がっているものがある訳です。

“今ココ”に集中する「適応性®」は、その先がどうつながっていくかには意識は向かないし、過去にとらわれることもない。

だけれども、今を積み重ねていくことで確実に過去が積み上がっていく。

当たり前の事実がそこにあります。

でもそれって、実際に時々立ち止まり振り返ってみないと気づけないことでもあると思います。

普段意識しないことを時々でも意識してやってみるのは、とても大事だと思います。

そういう意味でもコーチングはお勧めです。

まさに普段自分ひとりでは考えないようなことを考えさせられますから…(笑)

時間軸的な資質で言えば、未来を描くのが「未来志向®」。

「未来志向®」上位の人は、未来をありありと思い描くことでそこに向かっていける感覚があると思います。

でも時々今を見つめ、過去を振り返ってみると、そこから未来へとつながる何らかのリソースを見いだせるかもしれません。

「原点思考®」の人は、“実績”の宝庫である過去とともにいることでそこにあるリソースを活用して今と未来を作っていきます。

でも、時々過去を切り離して自由に未来を想像してみると、自分の無意識の縛りに気づき、思考が広がったなりに過去のリソースが、より効果的に活用できるかもしれません。

自分の無意識の思考、そして無意識に大切にしているものは、それを持っていること自体が間違いなく強みです。

一方でそこに執着し過ぎると思考の枠が狭くなり、自分の可能性を狭めることになるかもしれません。

だからこそ、時々普段意識しないことをやってみるなり、考えてみるなりして思考の枠を広げることが大事だと思います。