才能が才能を殺すのはもったいない
例えば私の場合は、「自我®」と「調和性®」。 「自我®」で前に出たいと思いつつ、「調和性®」が出る杭になりたくないとそれを抑え込む。 ま、「自我R」の場合は自分の内面的な部分が大きいので、自分が苦しむことはあってもその才能を発揮しないことでもったいないことにはあまりならないかもですが。 でも、他の組み合わせ、例えば「着想®」と「共感性®」あるいは「調和性®」だったりすると、特に「着想®」が抑え込まれて大人しくしているのであれば、それは少しもったいないなぁと思います。 「着想®」は独自の視点からのアイディアを生み出せる資質です。 でも、例えば「共感性®」も上位だと、自分が何気なく発した言葉に「えっ?」っと怪訝そうな顔をされると「あっ、なんか言っちゃいけないことを言ったかなぁ…(^_^;)」と反応してしまうことがあり得ます。 そういう方は、ひょっとしたら、せっかく面白いことを思いついても、それを口に出さないことを無意識にやってしまっているかもしれないのです。 実にもったいないですよね。 才能が才能を殺しているなんて…。 こういう時大事なのは、自己開示なんだと思います。 自分がついついやってしまいがちなこと、無意識にはできないことを周囲の人に折を見て伝えておく。 そう言えば私も、昔マネジャーの頃はこういうことを言っていたような気がします。 「自分はあまり気が回る方ではないので、体調が悪いとかあったら言ってね」 私の場合は「共感性®」が低く、個々の人の感情や精神の状態を察知するのは超苦手です。 「調和性®」x「自我®」で“気が遣える優しい人”を演じてはいるけれど、実際にはまったく優しくはない…(^_^;)。 でも、たとえ結果論ではあっても、動機づけは違っても、相手に配慮して関われるというのは、この組み合わせの強みでもあると思うのです。 あっ、脱線しました(笑)。 で、戻ると、せっかくの「着想®」を活かす意味でも、 「時々変なことを口走るかもしれないけどごめんね!(^_^)」 くらいに明るく自己開示できると、もっと「着想®」が表に出せるようになり才能がのびのびと活かせるようになると思うのです。 才能は殺し合う方向に使うのではなく、活かし合う方向に使うもの。 「着想®」x「共感性®」の人の特徴は、面白くて温かいところ。 心がこもっていて、かつサプライズ要素の入ったプレゼントを選べせたらピカイチの才能。 その強みに目を向けていけば、それぞれの資質がぶつかることなく、掛け合わせて活かし合うことにより使えるようになると思います。
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