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ストレングスファインダー®をパートナーシップに活かす その8

パートナーシップその8です。

まとめです。

相互理解とアサーティブなコミュニケーション


ここまで様々な、ありがちなパターンを見てきました。

もうおわかりだと思いますが、そのすべてに共通するのは、お互いがまず自分自身をしっかりと理解すること。

すなわち自己理解。

具体的には、自分がどんな場面で、どんなことを心地よく感じ、また、そうでないのかを資質と照らし合わせて見ていくことです。

その上で、お互いにそれを出し合い他者理解を進めていく。

その段階では、お互いが感じる心地よさと、そうでないことが、二人の間柄の中でどのように出現しているかを共同作業として見ていくことです。

そこが見えてきたら、お互いがお互いにもっと心地よくいてもらうために何ができるかを考え、心地よくないことを避けるために何が出来て、何をやめる必要があるのかを話し合う

ま、なかなかここまでやれることはないかもしれませんが、それができれば理想ですよね。

そしてもう一つ大事なのは、自分がして欲しいこと、して欲しくないことを相手に伝える際、アサーティブであることを意識することです。

具体的には、相手のどんな行為に対し自分の何が反応してどう感じたのかを伝える。

すなわち、起こった事実とそれに対して自分に生じた感情をきちんと分けて伝えるということ。

その際に、ただイヤだというだけでなく、なぜそれがイヤだと感じるのかを合わせて伝えることです。

例えば、私は何事もできる限り事前に段取りしたいので、関わる情報を事前に知っておきたいとの欲求があります。

具体的には以前書きましたが、妻と買い物に出かけるのであれば、どことどこに行きたいのか事前に知りたい。

それを要求する際に、例えばこういう言い方があり得ます。

「どうせ買い物にいくならば、時間を有効につかうために効率的に回りたいから、事前にどういう順番で回るかを考えたいんだよね。だから、事前に行き先を決めてもらえないととてもモヤモヤする」

そしてその上で要求を率直に伝える。

「良ければ出かける前に、決められる範囲で行き先を決めて教えてくれると助かる。それでも途中で思いつくこともあると思うから、その時は思いついたらすぐに教えて欲しい」

ここで言う率直とは、相手がどういう行動を起こせばよいのか具体的にわかるように伝えるということです。

もちろん、アサーティブに伝えたからといってそれですべてがうまくいくとは限りませんが、少なくとも相手の自分にとっては心地よくない言動をただ否定してイライラをぶつけるよりは、はるかにうまくいく確率は上がるのではないかと思います。

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