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ストレングスファインダー®のプロファイリングとコーチング

先日資質のプロファイリングを提供した方が、その様子をブログに書いてくださったので、それを紹介しながら資質のプロファイリング(読み込み)の意味、そしてプロファイリングとコーチングの違いを書いてみます。

診断結果の解説のみでは分かりづらい


まずは、せんりさんのブログは こちら です。

さすが「内省」x「分析思考」で要点が的確に整理され、論理的でわかり易い文章ですね!

さて、資質のプロファイリング(読み込み)に価値があるのは、何と言っても資質の組み合わせで起こる思考、感情、行動のパターンを読み解けることです。

ちなみに、ストレングスファインダー2.0®になり、インサイトガイドで組み合わせを加味した個人ごと個別の解説が入手できるようになりました。

その詳細は、 こちら を参照してください。

確かに以前の資質単体の解説みと比べれば、格段に情報量は増えているし、より具体的に解説されています。

しかしながら、やはり日本語としてはわかりづらいです。

というのも、組み合わせが考慮されているとは言え、ある程度機械的に組み合わせせざるを得ず、特に日本語においてはそのつなぎが難しいので、致し方ないところがあると思います。

それから、やはり表現が抽象的にならざるを得ず、具体的にどんな思考、感情、行動のパターンが生じるのか掴みづらいです。

例えば、「調和性」の解説を見てみましょう。

解説の出だしの一部を掲載します。

1. 調和性
2. 責任感
3. 適応性
4. アレンジ
5. 慎重さ   の場合です。
多くの場合、あなたは、心から、知り合ったすべての人にもっと長い時間あなたと一緒に過ごしたいと思ってもらいたいと願っています。あなたは、客観的な人であるため、これは実現しそうにないことを知っています。たとえそうだとしても、ある種の人たちに対して、自分の意見や希望を押しつけるのではなく、配慮を示すことがあなたの性分です。あなたは、彼らがどうしたいかを見つけようとします。それから、あなたは不平を言うことなく、彼らに加わることに同意します。 生まれながらにして、あなたは、普段から、始めようと思ったことに対しては、それを完了するための実際的な方法を見つけ出します。自分や他の人が作業をやりやすくなる方法を考案します。 おそらく、誰もがだいたい同じ時間、労力、エネルギーを費やすよう、作業負荷のバランスを取るでしょう。

Gallup Strengths Center 強みのインサイトガイドより一部引用 


どうでしょう?

理解は出来ても、なかなかピンと来ないのではないでしょうか。

でも、これを例えばこんな風に解説したとしたらどうでしょう?

「調和性」から来る誰かと対立したくないという思いと、「適応性」でどんなことが起こってもそれを「仕方ない」と捉えて柔軟に対応できるところが相まって、例えば誰かから多少無理なお願いをされても心の中では「え~?」と思いつつも断ることなく受け入れ、対応して(できて)しまう。

こういう表現であれば、自分の持つ具体的なエピソードと紐づけて、各々の資質とそれらの組み合わせがどのように働き、自分の思考、感情、行動のパターンを作り上げているかがわかりますよね。

ストレングスファインダー®の活用


ストレングスファインダー®は、極論すれば診断を受けただけでは何の意味もなさないツールです。

「ふむふむ、確かにそういうところがあるな。」

で、終わってしまいます。

実際かつての私も含めてそういう方は多いと思います。

自分がどんな場面で、どんな資質が働き、どんな振る舞いになっているか。

ここを理解した上で、場面場面でより相応しい言動を意識的に選択していけるよう自分をマネジメントする。

ここまで出来て初めてストレングスファインダー®を活用したことになります。

ストレングスファインダー®は所詮ツールでしかなく、自己理解の一つの手段でしかありません。

自己理解は、自分がより幸せに生きていけるよう自分をマネジメントするための土台となるものです。

そして自己理解を深めるためには、資質のプロファイリング(読み込み)はとても有効な手段です。

プロファイリングとコーチングの違い


最近、プロファイリングとコーチングの違いについてよく問い合わせをいただくので、ここで説明しておきます。

まず、プロファイリング(読み込み)の方は、イメージ的には個人コンサルティングという感じです。

個々の資質とその組み合わせから、クライアントの振る舞いの傾向に仮説を立て、それを説明しながら本人とすり合わせをしていきます。

そうやって自己理解を深めてもらいながら、場面場面での資質の強みとしての活かし方や、弱みへの対処方法を具体的に伝えていきます。

その様子は、せんりさんのブログを読んでいただければわかると思います。

一方、コーチングとは、クライアントが持つ課題解決や、目標達成等のテーマに対し、傾聴しながら様々な質問を投げかけ、自分のテーマにどう向き合い、どうアプローチしていくかをクライアント自身に考えてもらうアプローチです。

従い、プロファイリングでは圧倒的にストレングスコーチ側がしゃべる量が多いですが、コーチングではそれが逆転します。

そして、ストレングスコーチングとは、ストレングスファインダー®による自己理解をベースに、クライアントの資質を一つのリソースとして積極的に活用しながらコーチングしていく手法です。

その意味では、純粋なコーチングに比べて、多少コンサルティング的な要素も入ってきます。

いずれにしろ、コーチングで自ら課題解決、目標達成していくためには自己理解が深ければ深いほど有利なので、その意味でコーチングとストレングスファインダー®はとても相性の良いものです。

だからこそ、ストレングスファインダー®を開発、運用しているギャラップ社はストレングス“コーチ”を養成しているわけです。

人間関係の改善や、就職、転職など具体的にテーマを持つ人には、プロファイリング⇒コーチングの流れで受けることをお勧めします。

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★「コミュニケーション」の配信を開始しました!

各資質の一般的な傾向性、参加者の生のエピソードから見たその資質の強みと弱み、そしてその資質をより強みとして活かすためのコツなど、それぞれの資質の理解が格段に深まります。現在全16資質分を配信中です。(随時追加予定です。)

<サンプル映像:「学習欲」>


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資質のプロファイリング

ストレングスファインダー®は、診断したのみで活かせるものではありません。一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。ストレングスファインダー®の専門家であるギャラップ認定ストレングスコーチが自分の資質を活かして人生を好転させるコーチングを提供します。

<サンプル映像:ストレングスコーチング>


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お一人おひとりの資質に合わせた、読み込み音声付きの動画を作成します。

①資質一つひとつの特徴について
②資質の組み合わせによる傾向性について(強みベース)
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④資質をより強みとして活かすための環境の整え方他

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