組み合わせのグラデーション
ストレングスファインダー®の最大の特徴は、人の才能、すなわち無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンを34個に分類し、それぞれに重み付けをされた順位でその人だけの言動の特徴を示していることにあります。 でも、実際に人の思考というのは、それぞれの資質がその場その場で一つずつ出てくるわけではなく、いろんな資質が混ざり合いながら出てきます。 だから、組み合わせによるそれぞれの資質のグラデーション(これを我々は資質の組み合わせによるダイナミクスと呼んでいます)を考慮する必要があります。 でも、TOP5だけで考えても、その組み合わせ(順番も考慮)の数は3,300万通りを超えるので、その全ての組み合わせについてピンポイントで解説することは不可能です。 ましてやドミナント(支配的)資質と言われる上位1/3に相当するTOP10まで考えるとその組み合わせは100兆通りを超えます。 もうこうなると、機械的に解説文を用意することは絶対に不可能です。 そこで、ストレングスコーチの出番です。 Gallup認定ストレングスコーチは、ストレングスファインダー®に関する専門的なトレーニングを受けています。 そして、認定後も様々な場でストレングスファインダー®の資質の一つひとつの理解を深め、またそれらが組み合わさりどんな振る舞いになるのかを日々学び取り入れ続けています。 なので、ストレングスコーチがその人の5つの強みを見た時、その人がどんな振る舞いをする人なのか立体的にイメージが浮かびます。 そして「この資質とこの資質が組み合わさると、きっとこんな振る舞いになるな。」と仮説を立てていきます。 例えば、同じ「調和性」を上位に持っていたとしても、同じく上位にあるのが「個別化」なのか「公平性」なのかでニュアンスが異なってきます。 「調和性」の持つ“和を乱したくない”、“調和を保つ”という点はそのままに、x「個別化」であれば、個々の違いを尊重することで、一人ひとりが自分らしくいられることで和を保とうとする感じになります。 一方、x「公平性」が同時に上位にある場合は、一人ひとりとの関わり方を一貫したものとする、つまり誰とでも等しく関わり特別扱いをしないことで不協和音を招かないようにするという感じになります。 こういう部分は、資質単体と自分の経験値を紐付けようとしても出てこないものです。 そして、ストレングスファインダー®を通しての自己理解で大切なのは、組み合わせを含めての読み込みと、自分の経験、体験との紐づけでのドンピシャ感なのです。仮説を協働作業で検証していく
とは言え、我々ストレングスコーチの資質の読み込みは、それだけでは単なる仮説に過ぎません。 もちろん、かなり精度の高い仮説ではあるけれど、仮説は仮説に過ぎません。 だから、ここから先は本人との協働作業が必要になっていきます。 こちらから、「この資質とこの資質でこんな風になると思いますけど、実際はどうですか?」と確認をしていきます。 資質の組み合わせというのは、何も2つだけとは限りませんので、時には3つ、4つと組み合わせて仮説を立て、確認をしていきます。 そして、クライアントさんの中で過去の体験、経験とコーチの仮説との紐づけをしてもらいます。 すると、「なるほど!自分のあの振る舞いは、こういう資質の組み合わせで起こるんだ!」 との気づきが生まれます。自分を客観視することが可能となる
3ヶ月集中プログラム
ストレングスファインダー®による自己理解をベースに、3ヶ月集中して取り組むことで思考と行動が劇的に変わります。
資質のプロファイリングストレングスコーチング
自分の資質を強みとして活かす方法を知りたい方は、是非資質のプロファイリング&ストレングスコーチングを受けてみてください。特に、自分の資質を強みとして活かす方向性、バリエーションについても、それぞれの状況に応じて詳しく解説します。
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