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クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)による自己肯定から始める他者肯定

自己肯定から始める他者肯定


先日は、経営層の皆さまへのクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)研修でした。

冒頭では、経営層が従業員の強みに目を向けたマネジメントをすることが組織にとってどれだけ有効なのかをギャラップのデータを用いて解説。

その後、お一人おひとりの上位資質の組み合わせによる振る舞いの傾向性の解説(プロファイリング)を提供。

ここで意識しているのが、それぞれの皆さんの立場や役割として日常にある場面における思考、感情、行動のパターンを説明すること。

具体的には、部下に対してはこんな発言が多くなりがちだとか、こういう特性を持つ部下からの報告に関してはこんな反応になり、こんなことを言いがちなど。

そうすると、ご本人は思い当たる点が多々あることから自己理解が深まるし、それを聞いている周りの方も「そうそう、いつもよくそんなこと言ってる」的な反応になります。

よく言われるのが「普段の様子を見ているみたいですね」ということ。

これまでの十年で数千人のプロファイリングをやってきたおかげで34資質の並びを見ただけでおおよそどんな人かはイメージがつくようになりました。

実際のプロファイリングの場面では、浮かんできた仮説をお伝えしながら双方向の会話ですり合わせていきます。

最終的には本人の感覚以外の正解はないので、決して決めつけにはならないように注意しています。

そして、もう一つ意識しているのが(もはや当たり前にそうしている)あくまで強み目線で語るということ。

ことさら持ち上げる訳ではなく、皆さんが普段当たり前にやっていることがいかに他の人にはない強みであるかを具体的にお伝えしていきます。

それが「そうか、これでいいんだな」との現状肯定、自己肯定につながります。

その上でそこから先として意識していただきたいのは、今は今として十分できていることをより強みとして発揮していただくこと。

その意味でベースにあるべきは自己肯定です。

そのためにも伝え方として気をつけているのが言葉選び。

相手から見て決してネガティブには受け取られないような言葉を使うことに細心の注意を払うようにしています。

ここは、私自身のあり方が反映されるところです。

今では一つひとつの資質に対してすべてが本当に素晴らしいものと純粋に思えているのでそれがそのまま言葉に出ていると思います。

元々言葉に敏感な方ではないし、多彩な表現ができる方でもありませんが、言葉選びには気をつけています。

最近、私が上位に持つ資質の印象に関するとあるコーチのSNSでの発信に「ん??」と思ってしまったこともあり、改めて言葉選びには気をつけようと思いました。

自分なりの印象は印象として存在するわけなのでそれはそれで良いとして、それを一般的にこうだと言われることに“私は”強い抵抗感を覚えてしまいます。

「自我」を上位に持つ私は「自分の上位資質にそんな印象を持っているんだ…」と思ってしまうともはやその方と関わろうとは思わなくなってしまうのです。

もちろん感じ方は人それぞれだし、同じ言葉に対する感じ方も異なると思います。

それはありつつも、自分がそういうところに敏感なだけに余計気を遣う形となっています。

私が伝えることはそのまま自己肯定につながることが大事だと思っているのでこの点はこれからもこだわり続けたいと思っています。

結論として何が言いたいかというと、冒頭でも書いたように特に経営層の皆さまが従業員、部下、メンバーに対し強み目線で接することがとても大事ではあるのだけれど、そのためにこそ自分の強みに目を向けることが先であり大事なんだということ。

それは今の自分を決して否定することなく肯定すること。

他者と違うからこその自分を肯定していくことが自分と違うからこその他者を肯定することにつながるのです。

ここは個人セッションだろうが研修だろうが大切にしていることです。

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