まず自分を知ること
自分を知ること…とタイトルに書きましたが、ストレングスファインダー®とて診断しただけでは自己理解にはつながらないのです。 多くの方は、結果とその解説だけを見て「ふーん…」で終わってしまいます。 実際に大切なのは、その先なのです。 ストレングスファインダー®の診断は、あくまで入り口に過ぎず、そこから先の自己探求の旅こそが重要なのです。 先日は、福岡でストレングスファインダー®のワークショップを開催しました。 私がストレングスファインダー®のワークショップを開催する際に、その種のワークショップに初めて参加される方がいたら、必ず資質の読み込み(プロファイリング)をやります。 それは、各資質とその組み合わせによりどんな風に自分の強みにつながっているかを実感していただくためです。 これをやると、皆さん必ずびっくりしたような顔をされると同時に、どんどん笑顔になっていきます。 なぜならば、あまりにドンピシャ自分の振る舞いの特徴を言い当てられると同時に、自分のことを理解してもらえたとの満足感を得るからです。 人は皆それぞれに異なる思考パターンで生きています。 それゆえに、どうしても周りの人に自分が理解されないという場面も発生します。 それを繰り返すうちに、人によってはどんどん自己否定してしまいがちです。 ストレングスファインダー®を通して、自分の言動がなぜ“あの人”には理解されないのか、そのメカニズムがわかると同時に、自分の強みとなっている振る舞いもまた同じように自分の資質が作用しているのだとわかることで人は安堵感と満足感を得ます。 まず自分を知るというのは、そういうことです。 客観的な事実ベースで自分を知ることで、何となく「こんな自分でもいいんだなぁ。」と思えること。 ここがスタートです。 今は、全国にストレングスコーチがいて各地でセミナー等開催していますので、是非そうい場に足を運んでみてください。 ストレングスコーチによるプロファイリングやコーチングを受けることもオススメです。自分を客観的に観察すること
次にやるべきことは、自分を客観視しながら自分の言動と資質の紐付けをしてみることです。 例えば「調和性」が上位の人であれば、誰かと誰かが言い争いをしている時、そのそばにいるととてもざわざわすると思います。 そういう時、「あっ、今自分の「調和性」が反応しているなぁ。」と客観的、俯瞰的に自分を眺めるような感覚を持つことです。 「慎重さ」が上位の人であれば、「やりたいけど、でもなぁ。」と躊躇する場面もあると思います。 そういう時、「自分の「慎重さ」がブレーキを掛けているんだなぁ。」と気づけるかどうかです。 もちろん、こういうネガティブな反応の時だけでなく、周りからポジティブなフィードバックをもらった時も同じように自分のどんな資質がそこに貢献しているかをイメージしてみてください。 例えば「調和性」上位の人であれば、こんなことを言われることもあるでしょう。 「◯◯さんって、場を乱さないからいろんなところに呼びやすいんだよね。」 あるいは、「慎重さ」上位の人であれば、こんなことを言われるでしょう。 「◇◇さんに任せると、ミスが少ないから安心だよね。」 しっかりと自己理解ができると、こんなふうに、それが望ましい言動かどうかによらず自分の言動と資質を紐付けることができるようになります。資質を場面場面で出し入れすること
次に取り組むべきことは、場面場面でより相応しい言動を選択していくということです。 私はそれを“資質を出し入れする”と表現しています。 具体的にはこういうことです。 「調和性」上位の人であれば、自分が言いたいことがあっても、その発言に対し周りからネガティブな反応があるかもしれないと思うと発言にブレーキが掛かりがちです。 そんな時に、でもその発言は必要だと思うのであれば、その場面では「調和性」を引っ込める意識を持ち、思い切って発言してみるといいです。 あるいは、意見が対立していて出口が見えないような会議の場に遭遇したら、自分だけに見えている合意点、着地点をその場に提示して議論をまとめるということがあってもいいです。 ここでは、思い切り「調和性」を意識して前面に押し出すわけです。自分をマネジメントできると自分を好きになる
3ヶ月集中プログラム
ストレングスファインダー®による自己理解をベースに、3ヶ月集中して取り組むことで思考と行動が劇的に変わります。
資質のプロファイリングストレングスコーチング
自分の資質を強みとして活かす方法を知りたい方は、是非資質のプロファイリング&ストレングスコーチングを受けてみてください。特に、自分の資質を強みとして活かす方向性、バリエーションについても、それぞれの状況に応じて詳しく解説します。
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