自分を本質的に変えなくとも変わることはできる
前回の記事に再び感想をいただきました。プライバシーに配慮しつつその一部をご紹介します。
~前略~ありがとうございます。
これまで周りから指摘されていた私の内面的な事について、私は「考え方が違うから」と取り合いませんでした。
自分でもこれじゃダメだと薄々感じてはいましたが、自分を変えることへの抵抗感が強くありました。
変わるとは、私はもっと我慢しなければならないのか?などとマイナスなイメージが強く、変わることに恐怖や不安があり拒んで逃げていたのだと思います。
~中略~
今までは反射的に怒りや悲しみが湧いてきたのですが、受け止める認識を変えるためになぜそうなったんだろうかと一旦考える時間を作ることが出来て、相手はそんなつもりで言った訳ではないかも…と考えて思い込みで反応し行動する事が減ったように感じています。
自分の悩みは他人を変えないと解決出来ないと思っていましたが、自分(性格ではなく受け止め方)を変えるだけで生きやすくなった事を実感しました。
~中略~
現実ではまだまだだなぁ…と思う事ばかりですが、自分の思考を変えようと思い続ける限り変われるんだと信じて継続します。
メルマガに記載いただいた「行動を変えればマインドが後からついてくる。既に望ましい自分になっている前提で行動してみる」という言葉は今の自分には理解が追いついていませんが、この言葉を目にした時に自分に必要な事かなと直感しました。
望ましい自分とは?
その自分はどんな行動をするのだろう?
という事も考えながら自己投資をしていきます。
まさに私自身と同じ道を辿っておられるなぁと思いました。
ここでは、自分が変わるということの意味を書いてみたいと思います。
以前の私は、自分が常に正しいと思い込んでいたがために変わるべきは周りの人間だと思い込んでいました。
これを言い換えると、他者否定することで自分の正しさを証明していたということになります。
自分でも今振り返ってみれば何と不毛なことかと思いますが、渦中にいるときにはそういうふうには全く思えませんでした。
私の場合は、自分の思考のクセにより散々苦しんだ挙句(どれだけ相手を変えようとしても変わるはずがないのでただただしんどいだけ)アサーティブやコーチングといったコミュニケーションのあり方を学ぶことで人の多様性を知り、その一部としての自分の素晴らしさについても気づくことができました。
すなわち、自分の他者否定の思考は自己否定が根っこにあると気づけたのです。
根っこの部分で自分を否定し、信頼できていないからこそ、他者を否定することで自分を無理やり肯定しようとしていた。
ここ最近で書いている記事もそこにつながるわけですが、他者とどう向き合うかの前にまず自分とどう向き合うかが大切であり、まず自分自身を大切に扱い尊重していくこと、すなわち自己肯定し、自己尊重し、自己信頼や自己効力感につなげていくことが大事であることにようやく気づくことができました。
ということで、私の解釈としては、変わるというのは自分自身を否定していたその思考を変えるということ。
すなわち、自分自身は本質的には何も変わらないし、変わらなくてよくて、ただ自分から見た自分を肯定的に見ていく。
これが、望ましい自分に変わるということを意味します。
そして望ましい自分に既になっているつもりで行動してみるというのもここにつながります。
自分にとって望ましい自分とは、元来自己否定が強い人にとってある意味“あり得ない”自分だと思います。
だからこそ、その望ましい自分を先取りして行動してみることで、そんな自分であっても良いことに気づいていくことが大事なのです。
それまで沁みついてきた思考を払拭するのは簡単ではありませんが、私自身は行動してみてこそ気づきがあり、そうやって気づいてこそマインドが変わるのだと思っています。
そもそも自己否定が強い人は、周囲からどう思われているかが気になる人が多いと思うので、必然的に望ましい自分として行動してみることに対し怖さが出ると思います。
今までと違う行動を取ることでどんな反応をされるのかが気になるからです。
その意味でも恐れを感じたらGO!なのです。
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