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自己肯定こそ他者肯定への近道

自己肯定こそ他者肯定への近道


コーチのコミュニティで投稿した内容が、より抽象化することで読者の皆さんにも役立つかなぁと思ったので書いてみます。

きっかけは、高校生ぐらいの子ども(親から見ての意)にクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)を適用することの可否を問われたことです。

クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)のような強み診断を受け、その結果を自分の子どもが知ることに多少なりとも懐疑的な親御さんがいるとしたら、心配していることは大きくは以下二つなのかなと思います。

一つには、自分はこういう人間だから…と決めつけ開き直ってしまい、自分の苦手なことに取り組むことを放棄してしまうのではないかとの心配。

二つ目は、自分にはこういう強みしかないからやりたいことを実現するのは無理だと、自らの可能性を否定し諦めてしまうのではないかとの不安。

私自身が親としての自分を振り返ってみると、恐らく両方の反応をするだろうなぁと思います。

クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)の専門家として日々このツールと向き合っている今思うのは、親として子どもに伝えるべきメッセージは、

「他の人とは違うあなただからこそ素晴らしい。あなたは、あなたのままでいい」

だと思っています。

それでもこのことを心の底から本心で言える人ってそんなに多くはないのではないかとも思っています。

なぜならば、これを本心として言えるためには、自分自身が自分のことをそう思えていないといけないからです。

すなわち、ありのままの自分を受け入れ、認め、まるっと自己肯定している状態。

自己肯定、自己尊重は裏返せば他者肯定、他者尊重そのものですから。

そしてこれは親と子の関係には留まらないと思います。

上司、部下との関係にも当てはまると思います。

相手が相手らしくいることが素晴らしいことだと頭ではわかっていながら気持ちがついていかないときは、相手と向き合う前に自分と向き合う必要があることを示唆しています。

自分は自分でいるからこそ今の成果が出せているのだと芯から思えていれば、他者もきっとそうだと思えるはずなのです。

相手がどんなやり方で成果を出そうが気にならないはずです。

もっと広げていけば、自分と自分以外の人とのすべての関係性についても当てはまります。

芯から自分のことを受け入れていて、そんな自分を尊重できていれば、この世から否定すべき存在はいなくなるはずです。

ただの一人もいなくなるというのはあり得ないことなのかもしれません。

それでも私自身クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)を通してたくさんの一人ひとり異なる才能に触れると同時に、他の人とは違う才能を持つ自分と向き合い、受け入れる努力をしてきたことで明らかに他者を否定する感覚は薄れてきたと実感しています。

繰り返し同じことを書いていますが、他者肯定するにはまず自己肯定から始めるのが近道なのです。

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