クリフトンストレングス®を活用する上での大切なマインド
先日は、第6期のプロファイリング講座にてコーチングマインドについてお伝えしました。コーチングとクリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)の位置づけは、以下のような感じだと私は思っています。
コーチングは、相手のポテンシャルを引き出し、その人本来の力を最大限発揮できるようにする対話の手法。
クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)は、それを個々人の持つ才能という切り口で補完するためのツール。
そして、それらをうまく組み合わせ効果的に活かすためには、コーチング、クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)それぞれにスキル、技術を習得し、磨き続けることが必須です。
一方で、どれだけスキルを学んでもその通りに実践できるとは限りません。
あり方として整っていないと「こうすれば良い」とわかっていてもできないことがあります。
この部分は簡単には説明できないので、これ以上は触れません。
もう一つ、大事なことがあるとすれば、クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)を活用したコーチング的な関わりにおける目的を明確にすることです。
目的が不明確なままでは、せっかく身に着けたスキルも効果的に活かすことはできません。
ここでの目的とは、至極シンプルで、かつ当たり前のことです。
それは、コーチングにしろクリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)にしろ、“人を幸せにする”ためにあるということ。
ここさえぶれなければ、誤った使い方になろうはずがないのです。
特にクリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)を扱う上で陥りがちなのは、資質から見て相手の特徴を決めつけてしまうことです。
クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)って上位資質からその人の特徴をかなりの精度で言い当てられるだけに
「なんでそこまでわかるんですか?」
的な反応を頂くことが多いです。
そう言われることってある意味快感なのです。
特に私みたいに「自我」が上位だと、存在価値を認めてもらえたように感じられとても満たされるのです。
だからこそそこに罠があるのです。
端的に言えば“当てにいく”ということ。
当てにいくというのは明らかに自分目線です。
もちろん、全く当たらないのは話しになりません。
当たることは相手の信頼を勝ち取る意味でも大事なこと。
それでも当てることそのものが目的にはなり得ないのです。
大事なのは、今目の前にいる人にどう関われば相手の“幸せ”を増やせるかを考えることです。
その意味でプロファイリングセッション等で私がやらないことがあります。
それは、相手の方の上位資質による妨げになる部分にはその方自身が語りたい素振りを見せない限りは触れないこと。
“当てにいく”とついついそういうことをやってしまいがちです。
「調和性」だと
「自己主張苦手ですよねー」とか、
「責任感」だと
「他の人を責めがちですよねー」とか、
「自我」だと「承認、感謝がないと拗ねてしまいがちですよねー」とか。
上で書いたのは全部自分です(笑)。
ある意味すべて事実ではあります。
伝えることそのものが悪いわけでもありません。
でも、事実だから、正しいことだから、それを伝えることが相手の“幸せ”につながるかはわかりません。
相手の状況やタイミングにもよるでしょう。
繰り返しますが、大事なのは今目の前にいる人にとってどう関われれば相手の“幸せ”を増やすことに貢献できるかに意識を向けることです。
そうすれば、自ずと望ましい関わりとそうでない関わりが見えてくると思います。
と、先日はそんなお話しをしました。
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