上位資質の動機づけを活かし苦手に対処する
特に個人セッションにおいて私がお伝えするのは、自分の上位資質なりの“動機づけ”をどう活かすかということ。この観点は、仕事で成果を出す上でとても大切です。
自分が今取り組んでいること、自分が今与えられていることに対し、自分の上位資質の才能が自然と活かされることも、もちろんあります。
例えば、「ポジティブ」「社交性」「コミュニケーション」のような人がディズニーランドのジャングルクルーズのクルー役を担うキャストだったりすると、そのまま才能を活かせると思います。
もちろん、その人がどこにやりがいを持つかは別の問題なので、そういう仕事をやりたいかどうかは資質からただちに見えてくるものではありませんが。
話しを戻します。
自分の苦手な仕事が割り振られたときにどう対応すべきか?
例えば「社交性」が29番目の私がジャングルクルーズのクルーに任命されたとします。
ま、あり得ないけどね…(笑)。
その状況で、今の私だったらどんな資質を動機づけとして活かすかを考えてみます。
まずは、「責任感」かな。
「責任感」は、自分に与えられた役割をきちんと全うしようと(全うしなければと)考える資質です。
なので、いやいやながらも(笑)、その職責は全うしようとするでしょう。
私は学生時代に居酒屋(炉端焼き)でバイトしていました。
普段の私はおとなしくて大きな声を出す方ではまったくありません。
それでもバイト先で元気に「いらっしゃいませ!」を言う必要があれば大声を出せていました。
今の私を知ってる人からするとイメージできないと思いますが…(笑)。
とにかく「責任感」で自分の役割を全うせねば…となる動機づけを利用するというのが一つ目です。
二つ目には「最上志向」と「自我」が使えそうです。
「最上志向」の「どうせやるからには…」というのと「自我」の他者に自分のことを認めさせたいという欲求を活かすということ。
言い換えると「どうせやるなら誰よりもウケたい!」という欲求を活かすということです。
そのために「学習欲」を活かして他の人のやり方を学ぶということもやるだろうし。
「調和性」でゲストの様子も見ながら「アレンジ」「適応性」で臨機応変なアレンジを加えたり。
ここまで書いて「やっぱりジャングルクルーズはないわー」と思ったのはナイショですが(笑)。
真面目な話し、
「今やってる仕事は自分の強みが活かせず合わない」
とただ否定するのか
「自分の上位資質の動機づけを何とか活かせないだろうか?」
と考えるかで苦手な仕事に対しての向き合い方も変わってくると思います。
もちろん、
「どんな仕事であっても自分の才能を活かしてうまくやれるから、今いる場所で辛抱するべき」
と言いたい訳ではありません。
自分が本当にやりたいことが他にあり、その環境を手に入れることができるのであればそうする方が良いと思います。
一方、いろんな事情があって簡単にはその方向へは行けないこともあると思います。
もしそうならば、少しでも自分にとってやりがいが持てるようになるために、自分の上位資質の動機づけをどのように活かし工夫すれば良いのかを考えてみることをおススメします。
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