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自分の当たり前は自分だけのもの

自分の当たり前は自分だけのもの


多くの人が陥りがちな罠に、自分が当たり前に考えること、自分が当たり前にやることは他の皆もそうだろうと思い込んでしまうことがあります。

ご多分に漏れずかつての私もこの罠にどっぷりはまっていました。

私の特徴的な資質に「調和性」があります。

「調和性」の場合は、何事も合意を得ながら進めていくことを大切にしています。

その思考の特徴により、意見が発散していくのを好まず、必ず収束させる方向を目指します。

ところが、当然ながら上位資質が異なる、あるいは「調和性」が低いことで発散を厭わない人もいるわけです。

例えば「着想」が上位の人は「調和性」が下位に位置することも多く、結果的に非収束型の人が多いです。

この両者の間ではこういうことが起こりがちです。

会議が終盤に向かい、ようやく結論が出そうになったとき、すなわち収束に向かっているとき、「着想」上位の人が突然こういうことを口にしたとします。

「あっ、そういえばこういうやり方も面白いんじゃないかな!」

すると、「調和性」上位の多くの人はこんなふうに反応するかもしれません。

「えっ、せっかくまとまりそうなのに何を今頃言い出すの?!」

かつての私がまさにこんな反応をしていました。

こういうのが思考の違いによる起こりがちなすれ違いです。

基本的に自分が当たり前に「こうだ」と思っていることは、自分が大切にしていることでもあります。

従い、異なる思考を持つ人の言動は、ある意味自分が大切にしていることをないがしろにしているように感じられます

すなわち、そういう相手に対しネガティブな印象を持ちがちなのです。

私の場合は「責任感」も上位であり、正しさへのこだわりが人一倍強いだけに以前は上記メカニズムでいろんな人にイライラしていました。

それが今ではストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)をベースに、人それぞれの多様性をその人の強みとして認識できるようになり、そんなイライラはかなり減りました。

(減るのであってなくなりはしないのもポイントですね!)

上で書いたような会議の場面でも、状況によりスルーしたり、あるいは、「今はそのタイミングではないから…」とアサーティブに伝える等選択できるようになりました。

ストレングスファインダー®は34個の資質の並び順でその人の思考の特徴を的確に表します。

すなわち、知れば知るほど人の多様性を実感でき、自分の当たり前が他者の当たり前とは違うということを実感することにもなります。

自分が大切にしていることはそのまま大切にしつつ、それをただ他者に押しつけることなく相手の考え方も尊重しながら場面ごとに適切な対応を選んでいく

これが目指すべき方向です。

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