過度な期待を手放す
先日、メールにて朗報が届きました。 割と大きな予算で公的機関でもあったので他社とのコンペとなり、模擬セミナーを実施した上での選抜案件でした。 こういうときに心がけているのは、結果を期待し過ぎないこと。 期待が膨らみ過ぎてしまうとダメだったときのダメージが大きいので、意識的に期待しないようにしています。 具体的に言えば、お断りのメールが来た際の自分の反応を想像しながら、どうお返事するかをシミュレーションすることにしています(笑)。 いかに落胆感を出さずに(相手も申し訳ないとの気持ちがあるはずだから)、かつ他社さんとの研修、セミナーが成功裏に終わることを祈念する。 そうすることで自分の気持ちも整理でき、切り替えて次に進めるのではないかと思います。 とは言え、「御社にします」とのメールを頂いたときは心底嬉しかったし、ほっとしている自分もいたので、やっぱり期待はしていたんですよね。 でなければ期待し過ぎないように…なんて意識しないもの(笑)。 それでも、やっぱり期待し過ぎないように意識するのは大事だなぁと経験上思います。 今みたいに仕事もお金も無かった時期(結構長かった…(笑))は、「絶対取りたい!!」が前面に出ていたと思います。 結果、いろいろチグハグなことが起こるというか、自らやらかすんですよね。 できる人と見せるために必要以上に背伸びをしてみたり、相手の要求を何でも鵜呑みにしようとしてみたり。 そして結果的にダメだったときには当然ながら激しく落胆します。 その結果、またそうならないようにと、どうやったら取れるかばかりを考える。 悪循環そのもの。 今はどうかと言えば、結果としてどう出るかは考えずに(選ぶのは相手でありそこはコントロールできない)、等身大の自分でできることだけに最善を尽くすという感じです。 そう簡単なことではないし、ここに至るまで長い時間を要しましたが…。 マインドだけで何とかなるものでもないのも事実ですし。 で、期待し過ぎないというのは人間関係にも当てはまると思います。 特に、他者に対する配慮がある人ほど、相手に対する期待を持ってしまいがちだと思います。 人に何かを頼むことが苦手な人とそうでない人との差がこの部分だったりします。 割と簡単に他人にものを頼める人は、相手に過度な期待を持っていないと思います。 「ダメなら断ってもらえばよい」という前提があるからこそ、気軽に頼めるわけです。 普段気軽に頼めない人が他人に何かを頼むときは、よっぽどのときです。 従い、そのときには断られるかもしれないとの前提はあまり置かないと思います。 そういう人は普段から気遣いのある人が多いと思うので、他人に何かを頼む際は、言い方一つとっても最大限の配慮をすると思います。 だからこそ、思い切って相手に対して最大限の配慮をしつつお願いしたことを断られると大きな落胆につながるし、場合によっては「お願いの仕方が悪かったのだろうか?」と自分責めにもつながるかもしれません。 大事なのは、最善を尽くしつつその結果には期待し過ぎないこと。 アサーティブがまさにそうなのですが、最大限相手に伝わるよう配慮しつつ伝えるけれどもそれを相手が受け取るかどうかは相手に選ぶ権利があると考えます。 何事も、こういう気構えが大事だなぁと。 -----------ストレングスファインダー®徹底活用ガイド
簡単なアンケート(選択式)にお答えいただき、メールアドレスをご登録いただくと上のストレングスファインダー®徹底活用ガイドをプレゼントいたします。お申し込みは、上の画像をクリックしてください。
無料メルマガ「才能を活かして自分らしく楽に生きる方法」
思考を緩め、人間関係を改善し、自分らしく楽に生きる方法を、ほぼ毎日お届けしています。
メルマガ読者限定の特典も提供しています!