場数を踏むことから逃げない
今年の高校サッカーも終わりました。 地元熊本の大津高校が決勝まで行ったので、陰ながら(見れてない)応援していましたが、青森山田は圧倒的でしたね。 今大会の大本命であり、多くの高校が打倒青森山田を目指していたのだろうと思うけれど、ド素人から見てもレベルの違いは明らかでした。 まず基礎的な体力が違うし、基本的な技術でも他のチームを凌駕していました。 それに加えて戦う上での闘志さえも。 恐らく青森山田は地味で目立たないことを、どこよりも地道に、繰り返し、繰り返し、やってきたのではないかと思います。 その凄みを感じさせてくれました。 よくスポーツの世界で言われるのは、日本人は体格、体力で劣るので、俊敏さを磨きそれを武器として戦う必要があるということ。 これはこれで正しいと思うのだけれど、自分たちの強みを活かすことが、自分たちが抱えるハンディから逃げることを意味するわけではないように思います。 現に世界で活躍するスポーツ選手は、最低限の体力、パワーは他の選手にも負けないものがあると思います。 それ自体が一番の強みではないとしても。 あっ、大谷翔平選手は別です(笑)。 何が言いたいかというと、どんな分野であっても基本的な土台がきちんと合った上でのプラスアルファの工夫が大事だよねということ。 つまり、基礎がしっかりとできていた上で、自分だけの強みを活かす応用が可能だよね…と。 その分野で本当に成功したいと思うのであれば、基本をおろそかにせず、地道に取り組んでいくことが絶対に必要だと思います。 (何をもって成功と定義するかは人それぞれだとはしても) 手前味噌ではありますが、私が得意とする資質のプロファイリングも、誰よりも一つひとつの資質の理解を深めようと、繰り返し、繰り返し学びの場を作ってきたからこそだと思っているし、資質の組み合わせに対し「この組み合わせだとどうなるんだろう?」と、うんうん唸りながら考えることに、誰よりも時間を使ってきたからこそだと思っています。 そして、そうやって積み重ねてきたものは決してなくなることはないし、自信にもつながります。 反復練習的に数をこなすというのは、基本的に誰でもできることです。 (同じことを続けることに得手不得手はあるにしても) だからこそ、その地道なことの積み重ねから逃げてはいけないのだと思います。 私の場合は好きだからこそ続けられたという意味では、そこに自分の資質(「最上志向」)が反映されているのは間違いないです。 自分の上位資質から見て、どの領域、分野にモチベーションがあるのかを見極め、その領域、分野に特化して場数を踏んでいく。 そして、どう数をこなすのかに自分の上位資質の動機づけを活かす。 こういうのが理想なのではないかと思います。 場数を踏むこと。 量質転化はここでも成り立ちます。 基礎をしっかりと組み上げた上で自分なりの色を出していくのが、どんな世界でも王道なのだと思います。 当たり前の結論でしかありませんが。 -----------
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